向日市で起立性調節障害にお悩みの方へ
「夜は元気なのに、朝だけどうしても起きられない」
「立ちくらみやめまいがあって学校に行けない」
このような起立性調節障害による朝起きられない症状のご相談が近年増えています。
日本では日本小児心身医学会が診断ガイドラインを示しており、医学的にも認められている状態です。
まずお伝えしたいのは――
これは甘えではありません。
起立性調節障害で朝起きられない本当の理由
人は立ち上がるとき、本来なら
血管がキュッと収縮
↓
心拍が少し上がる
↓
脳への血流を保つ
という自律神経の調整が働きます。
しかし起立性調節障害では、この調整がうまくいかず、脳の血流が一時的に低下します。
その結果、
強いだるさ
めまい
頭痛
吐き気
動悸
が起こり、特に「朝」に症状が集中します。
午後から元気になるのは、血流と自律神経が安定してくるからです。
なぜ中学生に多いのか?
思春期は体が急激に成長します。
・身長が伸びる
・血管が長くなる
・ホルモンバランスが変わる
体の変化に自律神経の調整が追いつかないのです。
さらに、
・夜型になりやすい体内時計
・スマホなどの光刺激
・人間関係や勉強や受験のストレス
これらが重なり、発症しやすくなります。

当院の来院傾向では圧倒的に中学生が多く、次いで高校生、小学生高学年となります。
起立性調節障害は整体で改善するのか?
結論から言うと、
体の土台を整えることで改善のサポートが可能です。
当院では、以下を重視しています。
① 首・後頭部の緊張
自律神経は脳幹と深く関係します。
首~肩の緊張が強いと、神経の働きが乱れやすくなります。
足や頭の調整、自律神経に効果的な電気施術で緊張をゆるめると、
「頭が軽い」
「呼吸が楽」
と感じるケースが多くあります。
② 背骨と呼吸
猫背や巻き肩、そして背中が硬いと、呼吸が浅くなり交感神経優位が続きます。
整体で胸郭の動きを改善し、無意識でしている呼吸を深めることが回復の鍵になります。
呼吸が深くなることで自然と副交感神経が優位となり、起立性調節障害の安定改善につながります。
③ 足
足は身体の基礎部分。ほとんどのお子さんが足が硬くなっています。
初めは皆さん痛がられますが、整体を施すと徐々に痛みがなくなり「はじめと一緒の強さですか?」と聞かれるくらい変化します。
足の施術後には、首~背中の緊張が緩んでいるので、「魔法みたい」と不思議がられますが、これが重要で、首~背中の緊張が緩むことで呼吸が楽になり、自律神経の安定につながっていきます。

ふくらはぎの筋肉が硬いと、脳への血流が不足しやすくなるので、そのあたりのセルフケアの指導も行います。
改善までの目安
個人差はありますが、今までの経験からお話します。
・通院頻度:
週1回。3回目までは詰めて。その後は週1回、状態が良くなってくると10日、2週間と開けていきます。
・改善目安:
おおよそ3~9か月程度
親御さんがやらない方がいいNG対応
❌ 無理やり起こす
❌ 「気持ちの問題」と決めつける
❌ 他の子と比較する
これらは交感神経をさらに緊張させ、悪化させることがあります。
家庭でできる具体的対策
✔ お伝えするセルフケア(まずは足と呼吸法)
✔ 朝は布団の中で水を飲む
✔ 座る→足を動かす→ゆっくり立つ
✔ 水分1.5〜2L
✔ 夕方に軽い運動(散歩・つま先立ち)
✔ 夜は光を弱くする
そして最も重要なのは、
「体が追いついていないだけ」と理解すること。

安心感は、自律神経を整える最大の要素です。
よくある質問(FAQ)
Q. 起立性調節障害は自然に治りますか?
多くは成長とともに改善します。
ただし、環境や体のケアで回復スピードは大きく変わります。
Q. 整体だけで治りますか?
当院にお越しの患者さまも8割がたは病院併用です。
当院は自律神経に対するアプローチを得意としており、身体の機能を活性化(自然治癒力の向上)するので病院のみで上手くいかなければ一度お試しいただくと良いかと思います。
まとめ
起立性調節障害は、
・自律神経の未成熟
・思春期特有の成長
・生活リズムの乱れ
が重なって起こります。
朝起きられないのは「やる気」の問題ではありません。
整体でできることは、
神経が働きやすい体の環境を整えること。
もしお子さんの状態でお悩みなら、
一人で抱え込まずご相談ください。
体から整える選択肢があることを、知っていただければ幸いです。
起立性調節障害や朝起きられない症状でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
