いいため息は、人生を好転させる
お金も道具もいらない、どこでもできるセルフケア法。
ため息は悪いことばかりではない
今回のテーマ「ため息」です。
ため息と聞くとあまりイメージは湧かないとおもいます。
たしかに隣でバンバンため息をつかれると、ちょっと嫌ですよね。
「ため息をつくと幸せが逃げる」なんて言われるくらいですから、確かにそんな気もします。
でも、気づいたら「ハァ~」と出ていることって誰でもありますよね。
この「気づいたら」が大事で、実はため息はカラダが自然とおこなっている大事な「息」なんです。
日本語の表現で、「息抜き」とありますが、まさにため息=「息を抜く」(ガス抜き)という役割をしていると考えられます。
疲れが溜まっている、ストレスでしんどい、そんな時にカラダが「息を抜く」(ガス抜き)を自然としてくれているんです。
そう考えると、意外にため息も悪いことばかりではないように思えませんか?
いいため息を吐きましょう
そこで患者さんにお伝えしていることで、「意図的にいいため息をつく」ことをしてもらっています。
カラダが自然とやっている「息抜き(ガス抜き)」を意図的にプラスのイメージでするのです。
例えばこんなイメージ。
- 私、よく頑張ってるよね。少しガスを抜いてみようかな(プラスのイメージで!)
- カラダさん、いつもありがとう。いつも頑張ってくれてるからリラックスしようね!(プラスのイメージで!)
そしていいため息にはコツがあります!
- 必ずプラスのイメージですること
- 少しゆっくり目に息を吐くこと(はぁ~~~~~)
僕が患者さんにお伝えしているイメージはこんな感じです。
こうすると自然にカラダ全身の力がすぅ~と抜けていきます。
あくまでもプラスのイメージが大事です。
少し実験してみてください。
- くよくよした状態の悲観的なため息
- 上記のようなプラスのイメージのため息
(ゆっくりと吐くことも忘れないように)
どちらのため息が力が抜けましたか?
きっと後者のため息だったと思います。
前者のため息でも、ブログの最初に書いたように、カラダが自然にやっていることなので効果はあります。
しかし、後者のため息(プラスのイメージ)の方が、より気持ちよく力が抜けます。
やはりイメージが大事ということです。
そして今しんどいと感じる部分を意識しながら、そこをねぎらうように息を吐いてみてください。
- 頭の緊張感
- 肩の力
- 首の緊張感
- お腹の緊張感
- 腰の緊張感
- お尻、足、手・・・
など、少し緊張感が和らいでいくのが分かります。
これを日々の生活の中で、ちょっとずつ取り入れると不調の原因となる「カラダのりきみ」が抜けていきます。
お金もかからず、道具もいらず、どこでもできるセルフケアです。僕も毎日やっています。みなさんもぜひお試しくださいね。