コロナ後遺症とパニック症状の改善|息苦しさ・仕事や学校に行けない・倦怠感・不安感

向日市のかがやき鍼灸整骨院

出会えて良かった。感謝しかありません

コロナ後遺症・自律神経の施術を受けられた方からご感想をいただきました。今回の患者さまは、娘さん(小6)とお母さんです。

私はもう治らないんじゃないかとあきらめ始めていました。この先の人生はもう何の楽しみもない不安しかないのかと…でも出会えてよかった。感謝しかありません。ホームページに書いてあったこと、まさかここまで本当だとは思っていなかった。自分だけじゃなく家族みんな元気になりました。

ご感想より

まずはお二人とも元気になられ、元の日常を取り戻されて本当に良かったです。

ご感想にもありましたが、「もう治らないんじゃないか」とあきらめや不安で閉塞感を感じられていたと思います。この方も東京のコロナ後遺症の専門外来をネットで受診されたり、近隣のコロナ後遺症外来にも通院されたそうですが、なかなか改善までは至らなかったようです。

「HPに書いてあったことがここまで本当だとは…」とご感想をいただきましたが、当院でもコロナ後遺症に対する絶対的な答えを持ち合わせている訳ではありません。しかし実はコロナ後遺症の症状は、自律神経失調症の症状とかなり似ているため、当院の得意とする分野と重なることもあり、改善するケースも多いのではと感じています。

今回改善した症状は

  • 息苦しさ
  • 倦怠感
  • 胃のもたれ
  • 朝起きられなくなった
  • 寝つきが悪い
  • 気分の落ち込み、胸のモヤモヤ
  • 仕事や学校に行けない
  • パニックや不安感(元々あった症状)

などですが、これらはまさに自律神経の失調でもおきる症状です。これらの症状に対して

  • 自律神経に対する電気施術(気持ちいい感覚)
  • ゆがみや関節の癒着の治療
  • 筋膜リリース(筋肉や体が柔らかくなる)
  • 鍼灸治療

などでアプローチしていきます。でも、これらの治療は何を目的としているか、それはよい呼吸ができるようにすることなんです。

私の治療の根幹は、自然治癒力を高めることです。薬が治しているのではなく、私が治しているのでもなく、実際は患者さんの自然治癒力が治しているのです。でも不調のときはその自然治癒力が機能しない。ではどうすれば機能するようになるのか?それは自然治癒力=呼吸+栄養ということです。(あとは笑いも大事。しんどいときはなかなか笑えないですが、治療で元気になってくればだんだんと笑いも増えて好循環していきます)

私の施術では「呼吸」に対してアプローチします。「栄養」は知識をお伝えするので患者さまご自身で実践していただきます。呼吸がうまくいけば自律神経は自然と改善していきます

しかし、この呼吸が結構「くせ者」でなかなかうまくできません。

よく「自律神経を整えるには深呼吸が大事」と、ネットやTVで言っています。コロナ後遺症でも呼吸のリハビリがあります。でも実際に調子が悪いときは、その深呼吸や呼吸法さえできないのです。

なので、まずやるべきことは、少しでも呼吸をしやすくしてあげることであり、そのための治療なのです。そして呼吸がしやすくなることで、深呼吸も可能となり呼吸のリハビリに取り組みやすくなります。

※実際には深呼吸や呼吸リハは1日にやっても5~10分程度だと思います。それよりも大事なのは残りの23時間50分の自然呼吸(普通にやっている呼吸)であり、その自然呼吸が少しでもしやすくなることで莫大な損失(酸欠)を防ぐことができることです。

また、お二人とも元々不調があった(パニックなど)とのことでしたが、それらの症状も後遺症の治療をしているうちに一緒に改善されていきました。これはよくあることで、治療により体と心の緊張が抜けることで、諸々の症状(例えば肩こりや腰痛、めまい・動悸、不安感、頭や気持ちがスッキリしないなど)も少しずつ改善していきます。

ご感想にはお母さまは1か月ほどで良くなった、といただきましたが、トータルでは3か月程度、娘さんも3~4か月で卒業していただきました。

お二人は片道2時間かけて通院いただき、そしてセルフケアや栄養療法もとてもよく頑張られました。毎回楽しいお話をしながら施術させていただけたこと感謝しています。また思いのこもったご感想もありがとうございました。

コロナ後遺症はまだまだ分からないことも多い疾患ですが、少しずつ症例が集まってきています。もしブログをご覧の方で病院の後遺症外来などで治らずにお困りの方は一度ご相談ください。

院長・吉村

今回はとにかくご感想をご覧いただきたい!
思いのこもったご感想」をご覧ください

こんな症状を感じたら要注意。自律神経が原因で出る症状

自律神経の不調でお悩みの方に共通して出てくる症状をまとめてみました。
3つ以上に当てはまると注意が必要です。

  • 慢性的に首・肩・背中のコリや痛みがある
  • めまい、フワフワする
  • 寝つきが悪い
  • 途中で目が覚める(それから寝づらい)
  • 倦怠感、やる気が起きない
  • 朝起きれない
  • 立ちくらみ
  • 力が抜けない・緊張しやすい
  • 音をうるさく感じる
  • 視線が気になる
  • 上半身(特に顔や頭)の汗が多い
  • 生理不順
  • 頭痛・頭重感をよく感じる
  • 吐き気
  • 息が吸いづらい・呼吸が浅い
  • 動悸
  • のどや胸の圧迫感
  • 高血圧や低血圧
  • 耳鳴り・耳が詰まる
  • 不安に感じることが増えている
  • 気分が落ち込む・うつうつとする
  • ふと涙がでることがある
  • 理由もなく焦りを感じる

いかがでしたか?意外にあてはまるものもあると思います。

一見、別々の症状に思いますが、これらの症状が意味するところは『自律神経系のバランスが崩れている』ということです。

院長・吉村

私も数年前に自律神経のバランスを崩した際には半分くらい当てはまっていました。まさにカラダとココロの緊急事態です。

自律神経のバランスが崩れる理由

症状改善のためには、自律神経のバランスを崩す原因を考えていく必要があります。

・精神的ストレス

人間関係やプレッシャーの悩み。人生・健康・介護・育児・生活・お金などの悩み・不安。悩みや不安が持続する場合は自律神経に大きな負担になります。
また、緊張しやすい人頑張り屋さん、生真面目、責任感が強い、神経質な方も無意識にストレスを溜めやすくなります。

・肉体的ストレス

過労、事故、怪我、さらには音、光、温度など。気象病もその一つで雨や寒さや冷えも自律神経の負担となります。

・生活習慣

運動不足はもちろん、睡眠の量(寝不足)や睡眠の質(布団に入る時間、寝具)、また栄養不足が続くことで自律神経の負担となります。

院長・吉村

精神的・肉体的なストレスが自律神経に影響することはイメージしやすいですが、意外に栄養不足は盲点となっています。

以上のことは自律神経の治療をするうえで大切なことですが、TVやネットの情報やもうすでに知っていることもあったと思います。でも・・・

  • 「分かっているけど出来ない」
  • 「理解はできるけどそれを変える気力がない」
  • 「情報がありすぎて、何が正しいか分からなくなっている」

体に余裕が無いと、頭や感情の余裕もなくなり、今の状況から抜け出せなく感じることもあります。

そう感じていても大丈夫です。以下を読み進めてください。

自律神経を崩さないために日常で気をつけること

私も数年前に自律神経を崩したこともあり、自律神経の施術が得意になりました。私自身も気をつけていることをご紹介いたします。

肉体面のリフレッシュ

健全な精神は、健全な肉体に宿ります。まずは軽い運動散歩深呼吸をすることが良いですが、受診される方にはその元気さえない方もおられます。そんな場合はまず整体を受けに来てください。体が楽になると自然と気持ちも楽になります。私自身もロルフィングという整体で心身ともに助けられました。

精神面のリフレッシュ

肉体が楽になってくると、自然と気持ちも動き始め、心に溜まっていた感情が流れていきます。私はこのことを心の断捨離と言っています。気が付かないうちに執着していたこと、意固地になっていたことが整理でき、手放せるようになります。私自身も無理をしていたことを整理し手放せました。

感情が動くことが大切ですので、整体に限らず、ヘッドスパで癒される、キレイな景色を見て気分を変える、ゆっくりボーっとするでも、ご自身が楽に感じることなら良いです。

生活を整える

睡眠と栄養をしっかりとることは非常に大切です。自律神経に影響する脳や神経、神経伝達物質、ホルモンも含めて身体は食べたもので作られていることを考えると絶対に外せません。

院長・吉村

症状改善のためには正しい知識もひとつの武器になります。自律神経の治療を受けていただきながらのカウンセリングタイムも好評です。

薬以外にも道具(選択肢)をもつこと

今回の方とも、治療中に心身に関するいろいろなお話をしました。まずは症状や対策を理解することで不安が安心に変わり、自律神経の緊張状態が和らぎます。

患者さんとのお話の中でよくあるのが薬を飲むことへの抵抗感です。

私は必要に応じて薬を上手に使うべきだと思っています。しんどければ上手に頼り、気持ちや体を少しでも楽にしながら進む方が良いと思います。

しかし選択肢が薬しかなければ、どうしても薬に頼らざるを得ない状況になり、それが「薬に依存するのでは?」と不安になるのも分かります。

私の考えでは、「症状を乗り越えるための道具はたくさんあった方がよいので、薬以外にも選択肢を持てるといいですね」とお伝えしています例えば…

  • 当院の自律神経整体
  • 呼吸法
    深い呼吸をすることで自律神経は整う。まずは呼吸をしやすくすることからスタート
  • 栄養についての知識
    自然治癒力をフルに働かせるには栄養は必須
  • 病気への正しい認識
    症状が出る理由を知ることで怖さが減り自律神経が整う
  • セルフケア・軽い運動
    自分でもコントロールできるようになることが本当に大切なこと

これらを上手に組み合わせ、薬に頼りすぎることなく、1歩ずつ前に進むのがよいと思います。

ご感想

以下がいただきましたご感想です。ありがとうございました。

来院される前、どのような症状でお悩みでしたか?

  •  私と小6の娘はコロナ後遺症のさまざまな症状があり、仕事や家事、学校もお休みしないといけない状態でした。1日も早く動けるようになりたい、以前のように体が回復して元気に生活できるのか、毎日とても不安で精神面も限界で、この先どうやって生きていけばいいのか、何が楽しくて生きてきたのかも分からないと考えて日々過ごしていました。
  • また私は以前からパニック、不安障害の症状が少しあり、それがコロナ感染後、イスにじっと座ることもできない誰かとしゃべっていないと不安になる夜暗くなると閉じ込められたような気持になり不安で叫びたくなるなど、自分でもかなり重症だと思っていました。(不眠も辛かった)
  • 娘はコロナ罹患後、ひどい倦怠感、動悸、息苦しさ、集中力低下で文字を読むのも頭がパンクする、不眠、日光に当たっていられない、外出できない、学校をお休みしている状態でした。

治療を受けて変化したことはどんなことがありますか?

  • 日に日に体調は改善し、約1か月で私はすっかり体調も良くなり、元気に仕事にも復帰できました。元々患っていた精神面の不安も少しずつ無くなり、考えごとや物事の段取り、重くてだるかった身体もスムーズに動けるようになりました。そして仕事も日常生活もだんだん楽しくやりたいことが想像できるように。
  • 娘も少しずつ回復し、通常通りに学校へも行けるようになりました。娘は小4の頃から1年半ほど学校へ行き渋る時期がありました。LD・自閉傾向あり・繊細さんで自己肯定感が持てない子で、洋服の買い物、試着や写真に写るのも嫌がっているような子でしたが、現在はおしゃれを楽しみ、お友達とプリクラを撮ったりとすっかり元気になりました。

当院と他の医療機関とはどんな点で違いますか?

  •  元々困っていたパニックや不安障害がコロナ後に悪化し、心療内科に行くしかないかもしれない、でも薬を飲みたくない、薬で症状を抑えるだけでは解決しない、でも治したい、以前のように子供と遊園地や地下鉄、映画館などお出かけしたい。この先の人生を楽しみたいと思っていたので、ホームページを拝見した時に「ここしかない」と感じすぐに予約をしました。
  • 先生はとても丁寧に説明し、私と子どもの気持ちに寄り添い対応して下さり、その話し方も穏やかでお話をするだけで精神面が軽くなりました。子どもも不安の強い子でしたので、以前に別の後遺症外来に行ったときの先生のところへはあまり心を開かず行きたがりませんでしたが、こちらの先生の治療は毎回進んで通うことが出来ました。

もし今まだ当院の治療を受けていなかったとしたら、今どんな状況だったでしょう?

  •  恐ろしくて想像もしたくないのですが、今も不安で辛く苦しい日々だと思います。生きていくには不安はつきものかもしれませんが、うまく切り替え、ポジティブに物事を考えられるようになりました。今日も眠れなかったらどうしよう?など眠れない日々が続いていたと思います。今は何の不安もなく、お布団に入り眠れるようになりました。当り前じゃなかった睡眠が、当たり前なことになりました。

現在、当院の治療を受けるか考え中の方にどのようなメッセージを送りますか?

  • 私はもう治らないんじゃないかとあきらめ始めていました。この先の人生はもう何の楽しみもない不安しかないのかと…でも出会えてよかった。感謝しかありません。ホームページに書いてあったこと、まさかここまで本当だとは思っていなかった。自分だけじゃなく家族みんな元気になりました。

この方が受けられた施術はこちら

初めての方へのメッセージ

この記事を書いた人

吉村 徳介

鍼灸師・柔道整復師の国家資格をもつ整体師。2児の父。
自分自身が悩まされた経験から《自律神経失調症・めまい・うつ・パニック症》の治療が得意。「自分でも治せればもっとハッピー!」をテーマに患者さんにセルフケアの指導にも力を入れている。