根本から改善したい方にとくにオススメです
コロナ後遺症・自律神経の施術を受けられた方からご感想をいただきました。
今回の患者さまは、コロナ後遺症になる前に、もともと過呼吸や慢性的な肩こり・眼精疲労・集中力の低下などの症状で通院いただいていた患者さまです。
一時的ではなく、根本から改善したい方にとくにオススメです。ただ自助努力も必要です。あとコロナ後遺症の治療もされています。私の症状(長引く咳、倦怠感)は1か月ほどで症状がなくなりました。
ご感想より
まずは体調が改善・安定されて本当に良かったです。
はじめてご来院いただいたときの「目」が印象的で、とても疲労感が出ておられました。
「目は心の鏡」という言葉があるように、問診時に目を見ればその方の状態が分かります。初診時(コロナ罹患前)は過呼吸や肩こり・眼精疲労・集中力低下などでお悩みでしたが、もう少し放置すれば、抑うつ感や不安感などが出てきてもおかしくない状態と感じました。
肉体面・精神面に共通することですが、体調が悪くなる時は必ず過労やストレス、ホルモンバランス、環境の変化などが関係しています。
この方は勉強熱心な方で、お仕事に加え、帰宅後も勉強にあてる時間が多かったようで、明らかに過労状態でした。そうなると交感神経優位になり、その結果起こることとして、
- 脳や体が緊張状態になる
力が抜けなくなり、肩こりや腰痛、息苦しさ、くいしばり、頭痛、睡眠障害などが起きる。 - 呼吸が浅くなる
呼吸が浅くなることで単純に酸欠状態となり、集中力が低下したり、疲れが回復しなくなる。
この2点が分かりやすい反応ですが、最終的にはうつ症状・不安感なども発症します。(細かいことを言うと、交感神経優位になることで他にもたくさん症状がでます)
この方の場合、治療開始から半年ほどでおおむね安定した状態になり、施術の間隔を開け始めたときにコロナ罹患となりました。
久しぶりにご来院いただいたときには、コロナの後遺症で咳が続き、倦怠感、息苦しさ、やる気低下などが起こっていました。これらの症状を抱えながらの仕事復帰は相当しんどかったことと思います。
そこから自律神経の治療を再スタートし、栄養療法(サプリや入浴法)も加えながら1か月ほどでコロナ後遺症の症状も落ち着きました。
※もともと自律神経の治療をしていたこともあり、1か月という短期間で落ち着いたとも考えられます。今まで担当したコロナ後遺症の患者さまでもその方の状態によって半年ほどかかることもありました。
コロナ後遺症はまだまだ分からないことも多い疾患ですが、少しずつ症例が集まってきています。もしブログをご覧の方で病院の後遺症外来などで治らずにお困りの方は一度ご相談ください。
私のブログを何本か読まれた方は
「4.薬以外にも道具を持つこと」からご覧ください
こんな症状を感じたら要注意。自律神経が原因で出る症状
自律神経の不調でお悩みの方に共通して出てくる症状をまとめてみました。
3つ以上に当てはまると注意が必要です。
- 慢性的に首・肩・背中のコリや痛みがある
- めまい、フワフワする
- 寝つきが悪い
- 途中で目が覚める(それから寝づらい)
- 倦怠感、やる気が起きない
- 朝起きれない
- 立ちくらみ
- 力が抜けない・緊張しやすい
- 音をうるさく感じる
- 視線が気になる
- 上半身(特に顔や頭)の汗が多い
- 生理不順
- 頭痛・頭重感をよく感じる
- 吐き気
- 息が吸いづらい・呼吸が浅い
- 動悸
- のどや胸の圧迫感
- 高血圧や低血圧
- 耳鳴り・耳が詰まる
- 不安に感じることが増えている
- 気分が落ち込む・うつうつとする
- ふと涙がでることがある
- 理由もなく焦りを感じる
いかがでしたか?意外にあてはまるものもあると思います。
一見、別々の症状に思いますが、これらの症状が意味するところは『自律神経系のバランスが崩れている』ということです。
私も数年前に自律神経のバランスを崩した際には半分くらい当てはまっていました。まさにカラダとココロの緊急事態です。
自律神経のバランスが崩れる理由
症状改善のためには、自律神経のバランスを崩す原因を考えていく必要があります。
・精神的ストレス
人間関係やプレッシャーの悩み。人生・健康・介護・育児・生活・お金などの悩み・不安。悩みや不安が持続する場合は自律神経に大きな負担になります。
また、緊張しやすい人、頑張り屋さん、生真面目、責任感が強い、神経質な方も無意識にストレスを溜めやすくなります。
・肉体的ストレス
過労、事故、怪我、さらには音、光、温度など。気象病もその一つで雨や寒さや冷えも自律神経の負担となります。
・生活習慣
運動不足はもちろん、睡眠の量(寝不足)や睡眠の質(布団に入る時間、寝具)、また栄養不足が続くことで自律神経の負担となります。
精神的・肉体的なストレスが自律神経に影響することはイメージしやすいですが、意外に栄養不足は盲点となっています。
以上のことは自律神経の治療をするうえで大切なことですが、TVやネットの情報やもうすでに知っていることもあったと思います。でも・・・
- 「分かっているけど出来ない」
- 「理解はできるけどそれを変える気力がない」
- 「情報がありすぎて、何が正しいか分からなくなっている」
体に余裕が無いと、頭や感情の余裕もなくなり、今の状況から抜け出せなく感じることもあります。
そう感じていても大丈夫です。以下を読み進めてください。
自律神経を崩さないために日常で気をつけること
私も数年前に自律神経を崩したこともあり、自律神経の施術が得意になりました。私自身も気をつけていることをご紹介いたします。
肉体面のリフレッシュ
健全な精神は、健全な肉体に宿ります。まずは軽い運動や散歩、深呼吸をすることが良いですが、受診される方にはその元気さえない方もおられます。そんな場合はまず整体を受けに来てください。体が楽になると自然と気持ちも楽になります。私自身もロルフィングという整体で心身ともに助けられました。
精神面のリフレッシュ
肉体が楽になってくると、自然と気持ちも動き始め、心に溜まっていた感情が流れていきます。私はこのことを心の断捨離と言っています。気が付かないうちに執着していたこと、意固地になっていたことが整理でき、手放せるようになります。私自身も無理をしていたことを整理し手放せました。
感情が動くことが大切ですので、整体に限らず、ヘッドスパで癒される、キレイな景色を見て気分を変える、ゆっくりボーっとするでも、ご自身が楽に感じることなら良いです。
生活を整える
睡眠と栄養をしっかりとることは非常に大切です。自律神経に影響する脳や神経、神経伝達物質、ホルモンも含めて身体は食べたもので作られていることを考えると絶対に外せません。
症状改善のためには正しい知識もひとつの武器になります。自律神経の治療を受けていただきながらのカウンセリングタイムも好評です。
薬以外にも道具(選択肢)をもつこと
今回の方とも、治療中に心身に関するいろいろなお話をしました。まずは症状や対策を理解することで不安が安心に変わり、自律神経の緊張状態が和らぎます。
患者さんとのお話の中でよくあるのが薬を飲むことへの抵抗感です。
私は必要に応じて薬を上手に使うべきだと思っています。しんどければ上手に頼り、気持ちや体を少しでも楽にしながら進む方が良いと思います。
しかし選択肢が薬しかなければ、どうしても薬に頼らざるを得ない状況になり、それが「薬に依存するのでは?」と不安になるのも分かります。
私の考えでは、「症状を乗り越えるための道具はたくさんあった方がよいので、薬以外の選択肢も持てるといいですね」とお伝えしています。例えば…
- 当院の自律神経整体
- 呼吸法
深い呼吸をすることで自律神経は整う。まずは呼吸をしやすくすることからスタート - 栄養についての知識
自然治癒力をフルに働かせるには栄養は必須 - 病気への正しい認識
症状が出る理由を知ることで怖さが減り自律神経が整う - セルフケア・軽い運動
自分でもコントロールできるようになることが本当に大切なこと
これらを上手に組み合わせ、薬に頼りすぎることなく、1歩ずつ前に進むのがよいと思います。
ご感想
以下がいただきましたご感想です。ありがとうございました。
来院される前、どのような症状でお悩みでしたか?
- 1年前に過呼吸症候群と診断され、特に人多いところや見知らぬ人と会うときに呼吸が苦しくなる症状がありました。ここ1年はそれが辛かったです。(コロナ罹患前)
- それ以前から慢性的な肩こり(15年以上)があり、気候が変わると偏頭痛になったり、仕事で集中が途切れやすくなっていた。
- コロナ後遺症(咳がなかなか取れず、身体のだるさが続く)
治療を受けて変化したことはどんなことがありますか?
- 精神面では過呼吸が無くなり、肉体面では肩が凝ることが減りました。
- 代謝も良くなり体重が3~4kgほど落ちました。(教えていただいたセルフケアや食生活を見直した)。お腹の肉が減ったことで、立った時に腹筋に力が入りやすくなり、真っすぐ立てるようになりました。
- コロナ後遺症も治療から通院後1か月ほどで改善されました。
当院と他の医療機関とはどんな点で違いますか?
- 以前、別の整骨院に通っていましたが、施術直後はいいのですが、ずっと良くも悪くもなりませんでした。あるときホントに調子が悪くなり、こちらの治療院に変えました。
- 職業柄、とくに肩こりがひどいのですが、先生に肩を触られることがほとんどありませんが改善しました。私の場合は足のバランスが崩れており、下(足)の影響で上が崩れていると言われました。
- (コロナ罹患前とコロナ後遺症治療を合わせて)現在20回目くらいですが確実に前の整骨院のときより良くなっています(前の整骨院は週2回を5年間通っていました)
もし今まだ当院の治療を受けていなかったとしたら、今どんな状況だったでしょう?
- 先生曰く、私は自律神経失調症になりかけていたようで、症状がひどくなっていたら休職していたかもしれません。
現在、当院の治療を受けるか考え中の方にどのようなメッセージを送りますか?
- 一時的ではなく、根本から改善したい方にとくにオススメです。ただ自助努力も必要です。あとコロナ後遺症の治療もされています。私の症状(長引く咳、倦怠感)は1か月ほどで症状がなくなりました。