
肉体面・精神面を全体的に支援してくれた
自律神経の施術を受けられた方からご感想をいただきました。
何をしても治らなくて辛い思いをされている方は、一度先生に心を開き、ご自身の悩みを打ち明けてみてください。先生はすべてを受け止め、心身ともに良くなるように導いてくれると思います。
ご感想より
まずは体調が良くなったこと、そして待望の子宝にも恵まれたこと、本当に良かったです。
ご感想にもいただきましたが「心を開き、ご自身の悩みを打ち明けてみる」こと。これは症状改善にとても大切なことだと感じています。それには患者さんが「心を開いて話そう」とする気持ちだけではなく、当院の雰囲気や私自身の聞く姿勢などがベースにあってこそ可能になると思っています。「この先生になら話してみよう」と少しでも感じていただけるよう、これからも努力や工夫をしていこうと思います。
つらい症状は、いろいろな要素が絡み合って生まれてきています。例えば
- 仕事や家事などの疲労
- 精神的なストレス、悩み、心配ごと
- ホルモンバランス(生理前、妊娠出産、更年期など)
- 性格、物事の認識の仕方
- 環境の変化(職場、家庭、食生活、季節など)
- 遺伝的要素(体質、骨格)
など、複数が絡み合うことにより発症します。
この方の場合は、お仕事や環境、不妊治療など心身へ負荷がかかることが多くあったと思います。それにより自律神経が失調し、めまい・動悸・頭重・睡眠障害などが起きたと推察されました。
自律神経に対する施術を受けていただくことで上記症状は改善に向かいますが、大事なのはそれ以前の問診や施術中の会話です。少しずつ自分の中に溜まっている気持ちを話していただくことで、原因の究明や治療方針、今後の見通しをお伝えでき、不安が安心に変わっていくことが肝となります。

病院では時間がなく、なかなか自分の気持ちや背景を聞いてもらう時間が少ないと思いますが、症状の根本改善のためには「聞くこと」「話すこと」が最重要だと思います。
この方の場合、心を開いて病院での不妊治療などのこともお話くださったので、私も少しでもお役に立てたらな~と思っていました。
でも妊娠をするにも、まずは母体であるご本人の体と心の状態が安定することが大切とお伝えし、自律神経の治療をスタートしました。治療をスタートして約5か月を迎え、一歩ずつ不調が改善してきたころ、タイミングよく妊娠することができました。このビッグニュースを聞いたとき嬉しさとともに何か心が震えたのを覚えています。
そして先日、無事出産され、産後のケアにお越しいただきながら「あのときの不調はまったく出ていない」と聞いて本当に嬉しかったです。
人生、長く生きているといろいろなことがあるので、また何かありましたら頼ってくださいね。

もとの自律神経失調の症状が改善し、妊娠されるまで約5か月18回の施術でした。

私のブログを何本か読まれた方は
「4.薬以外にも道具を持つこと」からご覧ください
こんな症状を感じたら要注意。自律神経が原因で出る症状
自律神経の不調でお悩みの方に共通して出てくる症状をまとめてみました。
3つ以上に当てはまると注意が必要です。

- 慢性的に首・肩・背中のコリや痛みがある
- めまい、フワフワする
- 寝つきが悪い
- 途中で目が覚める(それから寝づらい)
- 倦怠感、やる気が起きない
- 朝起きれない
- 立ちくらみ
- 力が抜けない・緊張しやすい
- 音をうるさく感じる
- 視線が気になる
- 上半身(特に顔や頭)の汗が多い
- 生理不順
- 頭痛・頭重感をよく感じる
- 吐き気
- 息が吸いづらい・呼吸が浅い
- 動悸
- のどや胸の圧迫感
- 高血圧や低血圧
- 耳鳴り・耳が詰まる
- 不安に感じることが増えている
- 気分が落ち込む・うつうつとする
- ふと涙がでることがある
- 理由もなく焦りを感じる
いかがでしたか?意外にあてはまるものもあると思います。
一見、別々の症状に思いますが、これらの症状が意味するところは『自律神経系のバランスが崩れている』ということです。

私も数年前に自律神経のバランスを崩した際には半分くらい当てはまっていました。まさにカラダとココロの緊急事態です。
自律神経のバランスが崩れる理由
症状改善のためには、自律神経のバランスを崩す原因を考えていく必要があります。
・精神的ストレス
人間関係やプレッシャーの悩み。人生・健康・介護・育児・生活・お金などの悩み・不安。悩みや不安が持続する場合は自律神経に大きな負担になります。
また、緊張しやすい人、頑張り屋さん、生真面目、責任感が強い、神経質な方も無意識にストレスを溜めやすくなります。
・肉体的ストレス
過労、事故、怪我、さらには音、光、温度など。気象病もその一つで雨や寒さや冷えも自律神経の負担となります。
・生活習慣
運動不足はもちろん、睡眠の量(寝不足)や睡眠の質(布団に入る時間、寝具)、また栄養不足が続くことで自律神経の負担となります。

精神的・肉体的なストレスが自律神経に影響することはイメージしやすいですが、意外に栄養不足は盲点となっています。
以上のことは自律神経の治療をするうえで大切なことですが、TVやネットの情報やもうすでに知っていることもあったと思います。でも・・・
- 「分かっているけど出来ない」
- 「理解はできるけどそれを変える気力がない」
- 「情報がありすぎて、何が正しいか分からなくなっている」
体に余裕が無いと、頭や感情の余裕もなくなり、今の状況から抜け出せなく感じることもあります。
そう感じていても大丈夫です。以下を読み進めてください。
自律神経を崩さないために日常で気をつけること

私も数年前に自律神経を崩したこともあり、自律神経の施術が得意になりました。私自身も気をつけていることをご紹介いたします。
肉体面のリフレッシュ
健全な精神は、健全な肉体に宿ります。まずは軽い運動や散歩、深呼吸をすることが良いですが、受診される方にはその元気さえない方もおられます。そんな場合はまず整体を受けに来てください。体が楽になると自然と気持ちも楽になります。私自身もロルフィングという整体で心身ともに助けられました。
精神面のリフレッシュ
肉体が楽になってくると、自然と気持ちも動き始め、心に溜まっていた感情が流れていきます。私はこのことを心の断捨離と言っています。気が付かないうちに執着していたこと、意固地になっていたことが整理でき、手放せるようになります。私自身も無理をしていたことを整理し手放せました。
感情が動くことが大切ですので、整体に限らず、ヘッドスパで癒される、キレイな景色を見て気分を変える、ゆっくりボーっとするでも、ご自身が楽に感じることなら良いです。
生活を整える
睡眠と栄養をしっかりとることは非常に大切です。自律神経に影響する脳や神経、神経伝達物質、ホルモンも含めて身体は食べたもので作られていることを考えると絶対に外せません。

症状改善のためには正しい知識もひとつの武器になります。自律神経の治療を受けていただきながらのカウンセリングタイムも好評です。
薬以外にも道具(選択肢)をもつこと

今回の方とも、治療中に心身に関するいろいろなお話をしました。まずは症状や対策を理解することで不安が安心に変わり、自律神経の緊張状態が和らぎます。
患者さんとのお話の中でよくあるのが薬を飲むことへの抵抗感です。
私は必要に応じて薬を上手に使うべきだと思っています。しんどければ上手に頼り、気持ちや体を少しでも楽にしながら進む方が良いと思います。
しかし選択肢が薬しかなければ、どうしても薬に頼らざるを得ない状況になり、それが「薬に依存するのでは?」と不安になるのも分かります。
私の考えでは、「症状を乗り越えるための道具はたくさんあった方がよいので、薬以外の選択肢も持てるといいですね」とお伝えしています。例えば…
- 当院の自律神経整体
- 呼吸法
深い呼吸をすることで自律神経は整う。まずは呼吸をしやすくすることからスタート - 栄養についての知識
自然治癒力をフルに働かせるには栄養は必須 - 病気への正しい認識
症状が出る理由を知ることで怖さが減り自律神経が整う - セルフケア・軽い運動
自分でもコントロールできるようになることが本当に大切なこと
これらを上手に組み合わせ、薬に頼りすぎることなく、1歩ずつ前に進むのがよいと思います。

ご感想
以下がいただきましたご感想です。ありがとうございました。
来院される前、どのような症状でお悩みでしたか?
- 動悸、めまい、首のバクバク感、頭重感、寝つきが悪く夜中に何度も目覚める
- 朝起きて仕事に行ったり、買い物に行ってご飯を作ったりという、今まで当たり前にできていたことが出来なくなった。
- 子供を授かりたくて妊活をしていたが上手くいっておらず、半ばあきらめていた。
治療を受けて変化したことはどんなことがありますか?
- 不調が無くなり、明るく楽しく生活ができるようになった。
- 前向きな気持ちになり、行動的になった。
- 子供を授かり、元気な赤ちゃんを出産できた。
当院と他の医療機関とはどんな点で違いますか?
- 家でするセルフケアだけでなく、栄養指導や精神面の持ちようなど、肉体面・精神面を全体的に支援してくれ、本気で治そうとしてくれるところ。
- 施術をしたあとの身体の変化や、良くなっていく経過を分かりやすく説明してくれたので、家でも安心して過ごすことができるようになった。
- 多くの不調があり落ち込んでいたが、「大丈夫ですよ!治りますよ!」といつも前向きな言葉がけをしてくれ、先生と話すと元気になれるところ。
もし今まだ当院の治療を受けていなかったとしたら、今どんな状況だったでしょう?
- 不調に悩み続け、ネガティブな気持ちで生活していたと思う。
- 子どもを授かることに希望が持てず、あきらめていた。
現在、当院の治療を受けるか考え中の方にどのようなメッセージを送りますか?
- 何をしても治らなくて辛い思いをされている方は、一度先生に心を開き、ご自身の悩みを打ち明けてみてください。先生はすべてを受け止め、心身ともに良くなるように導いてくれると思います。
この方が受けられた施術はこちら