低音障害型感音難聴
耳栓をはずして生活できるようになった時の感動はすごかった
目は口以上に物を言う。
《低音障害型感音難聴・耳閉感・聴力低下》でお困りだった患者さまからご感想をいただきました。
問診の際に、その方の顔と目などの表情の観察も大事にしています。
不調による不安や恐怖は顔の表情筋にも力が入り、時にロウ人形のように顔がこわばってしまっている方もおられます。(状態が良くなればいい表情に戻ります。)
自律神経を崩した数年前の僕もそうでした。笑いたくても笑えない。そして常に力が入っているのに、目には力(光)がない。
「目は口程に物を言う」といいますが、目は口よりも体の状態を正確に表しているように思います。
この方もとっても素敵な表情に戻りました。柔らかい表情(写真では見えないのが残念!)
今回のブログは、私の言葉を挟むよりも、ご感想をしっかりご覧いただきたい症例です。
ひとことだけ。元気になって本当に良かった~!
ご感想
以下がいただきましたご感想です。ありがとうございました。
来院される前、どのような症状でお悩みでしたか?
- 日ごとに耳閉感が強くなり、聞こえる音・声が頭で響きだして(ドラム缶の中でガンガンされてる感じ)話しかけられても言葉の輪郭が分からず会話ができなくなった。
- 単音の耳鳴りが大きくなってきて、徐々に多重音になり更に大きくなって気が狂いそうなほど酷かった。
- ステロイド点滴の副作用で眠れなくなり、点滴通院終了後も不眠が続いた。
- フワフワして、壁にもぶつかることが増えた。
- この年(20代)で難聴になるとは思ってなかったので辛かった。
現在その症状はどう変わりましたか?
- 不眠はすぐに改善しました。
- 耳閉感・音の響きはなくなり、中程度まで落ちた聴力も正常範囲に戻りました。
- 耳鳴りは低音だけになって、今は全然気にならないくらいに小さくなりました。
- 毎朝起き上がる時の重たいだるさと、その後の視界が真っ暗になる立ちくらみなど、あまり気にしてこなかった不調も改善されました。
当院と他の医療機関とはどんな点で違いますか?
- 「病院では悪化し続けるままで戻らず治療法が無い」ことと、「低音障害型感音難聴は再発しやすくメニエールにもなることもあるので気を付けてください」とだけ言われて終わったので不安でした。
- こちらでは丁寧に症状を聞きだして下さり、説明も分かりやすく納得して受けられたので初日から安心感がありました。
- 何回か症状が逆戻りしたときは、自分では不調と思ってなかったところも見つけだしていただき、毎回同じ治療ではないので、症状の変化を楽しみにして通えました。
ここが良かったな~と感じられた点があれば教えてください。
- セルフケア、呼吸法、ため息法、など教えていただき、自分でも対処することができて身体の異常にも気を付けるようになってきました。
- 理解しづらい症状だと思うので、普段は耳栓で耳をふさぎ我慢していましたが、院内の換気扇の音などにも配慮して頂いたりなど、真剣に診ていただけてる安心感がすごくありました。
- 耳栓をはずして生活できるようになった時の感動はすごかったです。病院だけで終わらずに来てよかったです。ありがとうございました。