約10軒通い治らなかった膝痛からの回復、腕の痛みとシビレも解消。

いろいろな治療を受けて、治らなかった方にお勧めします

《膝の痛み、腕の痛み・シビレ》の施術をうけられた患者さまからご感想をいただきました。

約10軒（病院・クリニック・整骨院・鍼灸院）通ったが、どこも明確に原因や病名など特定できず、湿布薬やマッサージという処置しか頂けなかった。
いろいろな医療機関で治らなかったため、こちらでの治療も初めは半信半疑だったが、結果として現在良い状態に戻ってきていると感じています。

ご感想ありがとうございます。

病院などで検査を受けても、原因がはっきりしないと不安にもなりますね。

そして半信半疑にもなりますね。

こんな場合の処置は、病院・整形外科では湿布薬や電気、整骨院ではマッサージ・電気がメインになると思います。

これで良くなる症状であればいいですが、この処置では改善しない方が多いでしょう。

なぜか。答えは簡単。

原因に対してのアプローチではないから。

痛みや症状は結果であることがほとんどです。特に長年のものは。

と思いながら、私も当初、触診・望診（立ち方や形などの全体像をみる）で脚や足に原因を感じ、数回ほど施術しましたが大きな変化がなく頭を捻った症例となりました。

そこでもう一度カルテを見直したところ、この方の場合下半身が硬いことに加え、全身の筋肉も硬く、むくんだ状態となっていました。

要は脚だけではなく、全身が緊張状態にあったわけです。

こういう状態の方は、マッサージをするとその時は緩んでも、またすぐ戻ります。
（修行時代から含め15年ほどマッサージし続けて、治せませんでしたのでもう今はほぼマッサージはしません。）

足関節の動きは悪かったのでその治療は続けつつ、治療方針を少し変えて、全身の緊張を解く施術（自律神経の安定化）を図ったところ、脚の緊張が緩みはじめました。

その結果、脚の痛みが取れてきて、走れる距離も延びてきました。

そして同時に、腕肩の痛み・シビレも改善していきました。
体の緊張が、腕や脚の症状を引き起こしていたと考えられます。

固定概念に縛られるのは危ないですね。頭も心も柔軟に。いい勉強になりました。

しかし、まだ脚の筋肉の硬さが残るので改善の余地がありそうです。その「詰め」の施術をもう少し研究したいと思います。

いろいろな治療を受けて、治らなかった方に特にお勧めします。ただし、完治にはある程度の時間と努力も必要なので、その覚悟も必要です。

ありがとうございます。

そして「完治には時間と努力、そしてその覚悟が必要。」本当におっしゃる通りです。

「少しでも早く治りたい」皆さんそう思ってご来院されます。

今このブログをご覧の方も「早く治したい」と思っておられると思います。

私も喜んでいただけるよう、お役に立てるよう、毎回全力です。

ですが、魔法はありません。

稀に劇的な改善をみせることもありますが、大体の方は根本改善するために時間を必要とします。

今までため込んだ借金を焦らず1歩ずつ返済していくことが一番の近道。

そして改善して卒業していただいても、またすぐ戻ったなんてことにならないように、少しでも長持ちするよう、体のケアの方法・意識するポイントなどもお伝えしています。

ひとりで悩まず、しかし依存することなく、二人三脚で頑張りましょう。

以下がいただきましたご感想です。ありがとうございました。

9年前にランニング中に膝を痛めてから、約10軒（病院・クリニック・整骨院・鍼灸院）通ったが、どこも明確に原因や病名など特定できず、湿布薬やマッサージという処置しか頂けなかった。
数年前に、膝専門の病院でMRI検査を受け、大腿部の疲労骨折が判明し手術。3か月の療養を経てランニングを再開したが、その後3年間は疲労が回復しづらくなり走れる距離がどんどん短くなってきた。
当初は20～30km走れたが、手術後は10kmが精一杯で最終的にはかなりスローペースで3km走るのがやっとという状態まで走れなくなっていた。
その際、鍼灸院・整体にも通ったが、まったく回復せず困っていた。
これとは別に腕～肩の痛み・シビレ感もあり、生活にも支障が出ていた。

患部の直接的な治療ではなく、根本的な原因を探りそこから治療すると説明いただいた。いろいろな医療機関で治らなかったため、初めは半信半疑だったが結果として現在、良い状態に戻ってきていると感じています。
要は通常の病院のような医者任せの治療ではなく、こちらの治療は自然治癒力を活かす治療であると思います。