喉のつっかえ・動悸・気分がしんどい・睡眠障害|勇気を出して受診してみて。

向日市のかがやき鍼灸整骨院

ずいぶん生活しやすくなりました

自律神経の施術を受けられた方からご感想をいただきました。

今回の方は喉のつっかえ・乾燥、動悸、食欲不振、息苦しさ、気分がすぐれない、涙もろい、睡眠障害などでお困りの女性です。昨年にショックなことがあり、またコロナに対しての不安、更年期など様々な要因が重なったことで発症されたようです。

ご感想にもありましたが、当初1か月ほどは先の不安で良くならないかも、とご不安が多く占めていました。特に自律神経系の不調の方は五感が過敏(人により鈍感になる場合もある)になることがあり、元気な時であれば気にならない些細なことも敏感に反応しやすくなります

例えば

  • 特に何もないのに急に漠然と不安に襲われる
  • 普段なら気にならないことが気になる
  • 症状のことをつい調べてしまい、焦ったりモヤモヤしたりする
  • 朝起きた時、食後、休憩時、風呂上がりなどほっとした時に症状が出現する
    (仕事や家事など集中している時から解放された反動で起こりやすい)

など、多くの方が同じような反応を示されます。

治療開始時はまだ不安に襲われることも多く、しんどいものです。その負のループから抜け出すためには、施術で心身の緊張を緩めることに加え、現状を正しく認識することが重要になります。具体的には・・・

  • 治療開始時と比べてどうか?
  • 症状の出現する頻度が変わってきたか?
  • 症状のレベル(強さ)の変化があるか?
  • 別の症状が出てきているか?
    (別の症状に変わるほうが良い)

などを整理することがとても大切です。そのために問診時に、症状の細かい変化をお聞きし整理していきます。そしてその一つひとつに、どんな意味があるのかを説明します。

そうすることで症状・状態に対する認識がマイナスからプラスに変わっていき、気持ちが楽になり、体調が改善・安定するようになっていきます。

この方も治療開始時(2021/8)から1か月は不安定な状態が続いていましたが、施術やセルフケアなど共に出来ることを淡々とおこなった結果、2か月後にはだいぶ改善し、その後3週間ほど経過を見ましたがほぼ安定していたため無事に卒業(2021/11)となりました。

体調もですが表情も良くなられて、本当に良かったです。また何かありましたらお気軽にLINEください。

院長・吉村

私のブログを何本か読まれた方は
4.薬以外にも道具を持つこと」からご覧ください

こんな症状を感じたら要注意。自律神経が原因で出る症状

自律神経の不調でお悩みの方に共通して出てくる症状をまとめてみました。
3つ以上に当てはまると注意が必要です。

  • 慢性的に首・肩・背中のコリや痛みがある
  • めまい、フワフワする
  • 寝つきが悪い
  • 途中で目が覚める(それから寝づらい)
  • 倦怠感、やる気が起きない
  • 朝起きれない
  • 立ちくらみ
  • 力が抜けない・緊張しやすい
  • 音をうるさく感じる
  • 視線が気になる
  • 上半身(特に顔や頭)の汗が多い
  • 生理不順
  • 頭痛・頭重感をよく感じる
  • 吐き気
  • 息が吸いづらい・呼吸が浅い
  • 動悸
  • のどや胸の圧迫感
  • 高血圧や低血圧
  • 耳鳴り・耳が詰まる
  • 不安に感じることが増えている
  • 気分が落ち込む・うつうつとする
  • ふと涙がでることがある
  • 理由もなく焦りを感じる

いかがでしたか?意外にあてはまるものもあると思います。

一見、別々の症状に思いますが、これらの症状が意味するところは『自律神経系のバランスが崩れている』ということです。

院長・吉村

私も数年前に自律神経のバランスを崩した際には半分くらい当てはまっていました。まさにカラダとココロの緊急事態です。

自律神経のバランスが崩れる理由

症状改善のためには、自律神経のバランスを崩す原因を考えていく必要があります。

・精神的ストレス

人間関係やプレッシャーの悩み。人生・健康・介護・生活・お金などの悩み・不安。悩みや不安が持続する場合は自律神経に大きな負担になります。
また、緊張しやすい人頑張り屋さん、生真面目、責任感が強い、神経質な方も無意識にストレスを溜めやすくなります。

・肉体的ストレス

過労、事故、怪我、さらには音、光、温度など。気象病もその一つで雨や寒さや冷えも自律神経の負担となります。

・生活習慣

睡眠の量(寝不足)や睡眠の質(布団に入る時間、寝具)、また栄養不足が続くことで自律神経の負担となります。

院長・吉村

精神的・肉体的なストレスが自律神経に影響することはイメージしやすいですが、意外に栄養不足は盲点となっています。

以上のことは自律神経の治療をするうえで大切なことですが、TVやネットの情報やもうすでに知っていることもあったと思います。でも・・・

  • 「分かっているけど出来ない」
  • 「理解はできるけどそれを変える気力がない」
  • 「情報がありすぎて、何が正しいか分からなくなっている」

体に余裕が無いと、頭や感情の余裕もなくなり、今の状況から抜け出せなく感じることもあります。

そう感じていても大丈夫です。以下を読み進めてください。

自律神経を崩さないために日常で気をつけること

私も数年前に自律神経を崩したこともあり、自律神経の施術が得意になりました。私自身も気をつけていることをご紹介いたします。

肉体面のリフレッシュ

健全な精神は、健全な肉体に宿ります。まずは軽い運動散歩深呼吸をすることが良いですが、受診される方にはその元気さえない方もおられます。そんな場合はまず整体を受けに来てください。体が楽になると自然と気持ちも楽になります。私自身もロルフィングという整体で心身ともに助けられました。

精神面のリフレッシュ

肉体が楽になってくると、自然と気持ちも動き始め、心に溜まっていた感情が流れていきます。私はこのことを心の断捨離と言っています。気が付かないうちに執着していたこと、意固地になっていたことが整理でき、手放せるようになります。私自身も無理をしていたことを整理し手放せました。

感情が動くことが大切ですので、整体に限らず、ヘッドスパで癒される、キレイな景色を見て気分を変える、ゆっくりボーっとするでも、ご自身が楽に感じることなら良いです。

生活を整える

睡眠と栄養をしっかりとることは非常に大切です。自律神経に影響する脳や神経、神経伝達物質、ホルモンも含めて身体は食べたもので作られていることを考えると絶対に外せません。

院長・吉村

症状改善のためには正しい知識もひとつの武器になります。自律神経の治療を受けていただきながらのカウンセリングタイムも好評です。

薬以外にも道具(選択肢)をもつこと

今回の方とも、治療中に心身に関するいろいろなお話をしました。まずは症状や対策を理解することで不安が安心に変わり、自律神経の緊張状態が和らぎます。

患者さんとのお話の中でよくあるのが薬を飲むことへの抵抗感です。

私は必要に応じて薬を上手に使うべきだと思っています。しんどければ上手に頼り、気持ちや体を少しでも楽にしながら進む方が良いと思います。

しかし選択肢が薬しかなければ、どうしても薬に頼らざるを得ない状況になり、それが「薬に依存するのでは?」と不安になるのも分かります。

私の考えでは、「症状を乗り越えるための道具はたくさんあった方がよいので、薬以外の選択肢も持てるといいですね」とお伝えしています。例えば…

  • 当院の自律神経整体
  • 呼吸法
    深い呼吸をすることで自律神経は整う。まずは呼吸をしやすくすることからスタート
  • 栄養についての知識
    自然治癒力をフルに働かせるには栄養は必須
  • 病気への正しい認識
    症状が出る理由を知ることで怖さが減り自律神経が整う
  • セルフケア
    自分でもコントロールできるようになることが本当に大切なこと

これらを上手に組み合わせ、薬に頼りすぎることなく、1歩ずつ前に進むのがよいと思います。

ご感想

以下がいただきましたご感想です。ありがとうございました。

来院される前、どのような症状でお悩みでしたか?

  • のどのつっかえ・乾燥、動悸、食欲不振、息苦しさ、イライラ、涙もろい
  • のどの不快感が気になり、夜眠れない。お腹は空くけど食べたいと思えない。家にいても落ち着かずほっこりできない。

治療を受けて変化したことはどんなことがありますか?

  • 通い始めて1か月くらいは、先の不安が大きく良くならないかも・・・と辛い毎日でしたが、段々としんどさがましになっていき、今となってはずいぶん生活しやすくなりました。
  • 日によって頑張りすぎると疲れることがあるので、100%前の状態に戻ったとは言い切れませんが、以前のように無理し過ぎないように意識しながらセルフケアを続けます。

当院と他の医療機関とはどんな点で違いますか?

  • 1回目の予約が少し先だったので、それまで不安でしたが家でできるセルフケアを教えてもらったり、通院後もLINEで気になる症状の相談に乗ってもらいながら、今の状態やこれからの見通しを丁寧に説明してもらえたことが良かった。
  • また自分で取り組めないと思ったことを伝えると、無理のない範囲でできそうなアドバイスをもらえたこと。

もし今まだ当院の治療を受けていなかったとしたら、今どんな状況だったでしょう?

  • 足から治していくことが大切だと聞いたときは少しイメージしにくかったですが、こちらで診ていただき結果として本当に良くなったので、他院だとどうなっていたのかな?と思います。また、いろいろな所に助けを求めるように通い詰めて、きっと疲れてしんどい毎日を送っていたかもしれません。

現在、当院の治療を受けるか考え中の方にどのようなメッセージを送りますか?

  • まず1回受診されて、今の自分に合いそうか判断したらよいと思います。つらい状態で毎日我慢して頑張りすぎると、本当に心身が悲鳴を上げるのだと実感しました。無理をせず、まずは勇気をだして受診してみましょう。必ず良い方向へ進めるはずです。

この方が受けられた施術はこちら

 

初めての方へのメッセージ

この記事を書いた人

吉村 徳介

鍼灸師・柔道整復師の国家資格をもつ整体師。2児の父。
自分自身が悩まされた経験から《自律神経失調症・めまい・うつ・パニック症》の治療が得意。「自分でも治せればもっとハッピー!」をテーマに患者さんにセルフケアの指導にも力を入れている。