小さなことでも喜べるようになった
自律神経の施術を受けられた方からご感想をいただきました。
治療に通い始めてから病気を受け入れ、無理をせず休むときは休むようになった。また小さなことでも出来たことを喜べるようになった。
ご感想ありがとうございました。
当初は自律神経失調でうつ症状(落ち込み・朝が起きれない・食欲不振・やる気が起きない)で表情も辛そうでしたが、半年かけてだいぶ元気になられました。
ご感想にあった「無理をしない」「小さなことでも喜べるようになる」ことはとても大切です。
このような症状でお悩みの方は、頑張り屋さん(頑張ることが当たり前になっている)、生真面目な方が多いので、どうしても「まだできる!」「自分がやらなきゃ!」と無理をしがちです。
周囲に「頑張らなくていい」と言われても、頑張ってしまいます。
それは性格もありますが、今までの習慣によって脳が緊張状態(頑張る思考回路)になっているのも要因のひとつです。(脳の緊張は様々なことにアンテナを張り巡らせるようになるので、いろんなことに敏感になったり、疲れやすくなったりします。)
思考や体を休めればいいのですが、思考や体を休まないことを選択(本意ではなくても)し続けてきた方には休むことにも勇気がいり躊躇します。無理して休もうとしても、休むことへの不安や罪悪感で思考を使っているので実際には休まっていません。(私自身の実体験でもあります)
ではどうしたらいいか?
そんなときに整体を試してください。体が休まると自然とココロも緩みはじめるからです。
自律神経の整体で体が緩むと、帰りがけには「気が楽になった」とよく仰られます。その積み重ねで脳の緊張が減ってくると、だんだんと休めるようになったり、小さな良いことにも気付けるようになっていきます。
その頃には少しずつ元気になってきます。
出来事への捉え方が変わってくるので気持ちも楽になり「なんとかなるさ」「ま、いいか」と許せる(凝り固まった思考を手放せる)ようになってくるからです。
無理をして休むのではなく、自発的に自然に休むことを選択できることに大きな価値があります。
きっとこの方もそんな変化を感じられたのだと思います。私自身もそうでしたし、改善し卒業されていく患者さんとお話していても同じ感覚が芽生えているように感じます。
自分ではどうにもできない、病院などの治療でもうまくいっていない方は、一度お気軽にお問い合わせください。
私のブログを何本か読まれた方は
「4.薬以外にも道具を持つこと」からご覧ください
こんな症状を感じたら要注意。自律神経が原因で出る症状
自律神経の不調でお悩みの方に共通して出てくる症状をまとめてみました。
3つ以上に当てはまると注意が必要です。
- 慢性的に首・肩・背中のコリや痛みがある
- めまい、フワフワする
- 寝つきが悪い
- 途中で目が覚める(それから寝づらい)
- 倦怠感、やる気が起きない
- 朝起きれない
- 立ちくらみ
- 力が抜けない・緊張しやすい
- 音をうるさく感じる
- 視線が気になる
- 上半身(特に顔や頭)の汗が多い
- 生理不順
- 頭痛・頭重感をよく感じる
- 吐き気
- 息が吸いづらい・呼吸が浅い
- 動悸
- のどや胸の圧迫感
- 高血圧や低血圧
- 耳鳴り・耳が詰まる
- 不安に感じることが増えている
- 気分が落ち込む・うつうつとする
- ふと涙がでることがある
- 理由もなく焦りを感じる
いかがでしたか?意外にあてはまるものもあると思います。
一見、別々の症状に思いますが、これらの症状が意味するところは『自律神経系のバランスが崩れている』ということです。
私も数年前に自律神経のバランスを崩した際には半分くらい当てはまっていました。まさにカラダとココロの緊急事態です。
自律神経のバランスが崩れる理由
症状改善のためには、自律神経のバランスを崩す原因を考えていく必要があります。
・精神的ストレス
人間関係やプレッシャーの悩み。人生・健康・介護・育児・生活・お金などの悩み・不安。悩みや不安が持続する場合は自律神経に大きな負担になります。
また、緊張しやすい人、頑張り屋さん、生真面目、責任感が強い、神経質な方も無意識にストレスを溜めやすくなります。
・肉体的ストレス
過労、事故、怪我、さらには音、光、温度など。気象病もその一つで雨や寒さや冷えも自律神経の負担となります。
・生活習慣
運動不足はもちろん、睡眠の量(寝不足)や睡眠の質(布団に入る時間、寝具)、また栄養不足が続くことで自律神経の負担となります。
精神的・肉体的なストレスが自律神経に影響することはイメージしやすいですが、意外に栄養不足は盲点となっています。
以上のことは自律神経の治療をするうえで大切なことですが、TVやネットの情報やもうすでに知っていることもあったと思います。でも・・・
- 「分かっているけど出来ない」
- 「理解はできるけどそれを変える気力がない」
- 「情報がありすぎて、何が正しいか分からなくなっている」
体に余裕が無いと、頭や感情の余裕もなくなり、今の状況から抜け出せなく感じることもあります。
そう感じていても大丈夫です。以下を読み進めてください。
自律神経を崩さないために日常で気をつけること
私も数年前に自律神経を崩したこともあり、自律神経の施術が得意になりました。私自身も気をつけていることをご紹介いたします。
肉体面のリフレッシュ
健全な精神は、健全な肉体に宿ります。まずは軽い運動や散歩、深呼吸をすることが良いですが、受診される方にはその元気さえない方もおられます。そんな場合はまず整体を受けに来てください。体が楽になると自然と気持ちも楽になります。私自身もロルフィングという整体で心身ともに助けられました。
精神面のリフレッシュ
肉体が楽になってくると、自然と気持ちも動き始め、心に溜まっていた感情が流れていきます。私はこのことを心の断捨離と言っています。気が付かないうちに執着していたこと、意固地になっていたことが整理でき、手放せるようになります。私自身も無理をしていたことを整理し手放せました。
感情が動くことが大切ですので、整体に限らず、ヘッドスパで癒される、キレイな景色を見て気分を変える、ゆっくりボーっとするでも、ご自身が楽に感じることなら良いです。
生活を整える
睡眠と栄養をしっかりとることは非常に大切です。自律神経に影響する脳や神経、神経伝達物質、ホルモンも含めて身体は食べたもので作られていることを考えると絶対に外せません。
症状改善のためには正しい知識もひとつの武器になります。自律神経の治療を受けていただきながらのカウンセリングタイムも好評です。
薬以外にも道具(選択肢)をもつこと
今回の方とも、治療中に心身に関するいろいろなお話をしました。まずは症状や対策を理解することで不安が安心に変わり、自律神経の緊張状態が和らぎます。
患者さんとのお話の中でよくあるのが薬を飲むことへの抵抗感です。
私は必要に応じて薬を上手に使うべきだと思っています。しんどければ上手に頼り、気持ちや体を少しでも楽にしながら進む方が良いと思います。
しかし選択肢が薬しかなければ、どうしても薬に頼らざるを得ない状況になり、それが「薬に依存するのでは?」と不安になるのも分かります。
私の考えでは、「症状を乗り越えるための道具はたくさんあった方がよいので、薬以外の選択肢も持てるといいですね」とお伝えしています。例えば…
- 当院の自律神経整体
- 呼吸法
深い呼吸をすることで自律神経は整う。まずは呼吸をしやすくすることからスタート - 栄養についての知識
自然治癒力をフルに働かせるには栄養は必須 - 病気への正しい認識
症状が出る理由を知ることで怖さが減り自律神経が整う - セルフケア・軽い運動
自分でもコントロールできるようになることが本当に大切なこと
これらを上手に組み合わせ、薬に頼りすぎることなく、1歩ずつ前に進むのがよいと思います。
ご感想
以下がいただきましたご感想です。ありがとうございました。
来院される前、どのような症状でお悩みでしたか?
- やる気が起こらない
- 朝起きづらい
- 食欲不振
- 気分の落ち込み、閉塞感
- 上記で毎日の家事・やるべきことができないのが辛かった
治療を受けて変化したことはどんなことがありますか?
- 精神科の薬が少しずつ減ってきた
- しんどい日もあるが家事などできることが多くなった
- 病気を受け入れ、無理をせず休むときは休むようになった
- 小さなことでも出来たことを喜べるようになった
当院と他の医療機関とはどんな点で違いますか?
- 日常生活の中でやれること、摂取すべき栄養素のことなど、わかりやすく教えていただけた。
- とても相談しやすく、安心して何でも話せた。
もし今まだ当院の治療を受けていなかったとしたら、今どんな状況だったでしょう?
- 精神科の薬を変えながら辛い状況から抜け出せずにいたかもしれない。
現在、当院の治療を受けるか考え中の方にどのようなメッセージを送りますか?
- 治療法は一つではありません。いろんな角度からアプローチして自分に合った治療法を見つけてほしい。
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