意欲がわき新曲ができました!
自律神経の施術を受けられた方からご感想をいただきました。ありがとうございます。
今回の方は不安、焦燥、不眠、食欲不振、考えがまとまらない、などでお困りの方です。
ミュージシャンをしながら、数年間の介護生活で介護うつ状態になり心身ともに疲れが出たようでした。受診当初(2021年9月)は音楽活動も続けることが出来るかご不安もあられましたが無事に復活され、観客の方と一体感を味わえた、納得のいくライブが出来たと喜ばれていました。 安堵された表情が本当に素敵な表情でした。
そして施術最終日。意欲やイマジネーションが湧き出してきて新曲までできた、と喜んでいただきました。
心療内科では長期戦になると言われましたが、想定よりも早く回復され音楽活動も順調にできていることもあり、一旦治療終了(2021年12月)となりました。
最終日も本当に力の抜けた素敵な笑顔でした、本当に良かったです。
私のブログを何本か読まれた方は
「4.薬以外にも道具を持つこと」からご覧ください
こんな症状を感じたら要注意。自律神経が原因で出る症状
自律神経の不調でお悩みの方に共通して出てくる症状をまとめてみました。
3つ以上に当てはまると注意が必要です。
- 慢性的に首・肩・背中のコリや痛みがある
- めまい、フワフワする
- 寝つきが悪い
- 途中で目が覚める(それから寝づらい)
- 倦怠感、やる気が起きない
- 朝起きれない
- 立ちくらみ
- 力が抜けない・緊張しやすい
- 音をうるさく感じる
- 視線が気になる
- 上半身(特に顔や頭)の汗が多い
- 生理不順
- 頭痛・頭重感をよく感じる
- 吐き気
- 息が吸いづらい・呼吸が浅い
- 動悸
- のどや胸の圧迫感
- 高血圧や低血圧
- 耳鳴り・耳が詰まる
- 不安に感じることが増えている
- 気分が落ち込む・うつうつとする
- ふと涙がでることがある
- 理由もなく焦りを感じる
いかがでしたか?意外にあてはまるものもあると思います。
一見、別々の症状に思いますが、これらの症状が意味するところは『自律神経系のバランスが崩れている』ということです。
私も数年前に自律神経のバランスを崩した際には半分くらい当てはまっていました。まさにカラダとココロの緊急事態です。
自律神経のバランスが崩れる理由
症状改善のためには、自律神経のバランスを崩す原因を考えていく必要があります。
・精神的ストレス
人間関係やプレッシャーの悩み。人生・健康・介護・生活・お金などの悩み・不安。悩みや不安が持続する場合は自律神経に大きな負担になります。
また、緊張しやすい人、頑張り屋さん、生真面目、責任感が強い、神経質な方も無意識にストレスを溜めやすくなります。
・肉体的ストレス
過労、事故、怪我、さらには音、光、温度など。気象病もその一つで雨や寒さや冷えも自律神経の負担となります。
・生活習慣
睡眠の量(寝不足)や睡眠の質(布団に入る時間、寝具)、また栄養不足が続くことで自律神経の負担となります。
精神的・肉体的なストレスが自律神経に影響することはイメージしやすいですが、意外に栄養不足は盲点となっています。
以上のことは自律神経の治療をするうえで大切なことですが、TVやネットの情報やもうすでに知っていることもあったと思います。でも・・・
- 「分かっているけど出来ない」
- 「理解はできるけどそれを変える気力がない」
- 「情報がありすぎて、何が正しいか分からなくなっている」
体に余裕が無いと、頭や感情の余裕もなくなり、今の状況から抜け出せなく感じることもあります。
そう感じていても大丈夫です。以下を読み進めてください。
自律神経を崩さないために日常で気をつけること
私も数年前に自律神経を崩したこともあり、自律神経の施術が得意になりました。私自身も気をつけていることをご紹介いたします。
肉体面のリフレッシュ
健全な精神は、健全な肉体に宿ります。まずは軽い運動や散歩、深呼吸をすることが良いですが、受診される方にはその元気さえない方もおられます。そんな場合はまず整体を受けに来てください。体が楽になると自然と気持ちも楽になります。私自身もロルフィングという整体で心身ともに助けられました。
精神面のリフレッシュ
肉体が楽になってくると、自然と気持ちも動き始め、心に溜まっていた感情が流れていきます。私はこのことを心の断捨離と言っています。気が付かないうちに執着していたこと、意固地になっていたことが整理でき、手放せるようになります。私自身も無理をしていたことを整理し手放せました。
感情が動くことが大切ですので、整体に限らず、ヘッドスパで癒される、キレイな景色を見て気分を変える、ゆっくりボーっとするでも、ご自身が楽に感じることなら良いです。
生活を整える
睡眠と栄養をしっかりとることは非常に大切です。自律神経に影響する脳や神経、神経伝達物質、ホルモンも含めて身体は食べたもので作られていることを考えると絶対に外せません。
症状改善のためには正しい知識もひとつの武器になります。自律神経の治療を受けていただきながらのカウンセリングタイムも好評です。
薬以外にも道具(選択肢)をもつこと
今回の方とも、治療中に心身に関するいろいろなお話をしました。まずは症状や対策を理解することで不安が安心に変わり、自律神経の緊張状態が和らぎます。
患者さんとのお話の中でよくあるのが薬を飲むことへの抵抗感です。
私は必要に応じて薬を上手に使うべきだと思っています。しんどければ上手に頼り、気持ちや体を少しでも楽にしながら進む方が良いと思います。
しかし選択肢が薬しかなければ、どうしても薬に頼らざるを得ない状況になり、それが「薬に依存するのでは?」と不安になるのも分かります。
私の考えでは、「症状を乗り越えるための道具はたくさんあった方がよいので、薬以外の選択肢も持てるといいですね」とお伝えしています。例えば…
- 当院の自律神経整体
- 呼吸法
深い呼吸をすることで自律神経は整う。まずは呼吸をしやすくすることからスタート - 栄養についての知識
自然治癒力をフルに働かせるには栄養は必須 - 病気への正しい認識
症状が出る理由を知ることで怖さが減り自律神経が整う - セルフケア
自分でもコントロールできるようになることが本当に大切なこと
これらを上手に組み合わせ、薬に頼りすぎることなく、1歩ずつ前に進むのがよいと思います。
ご感想
以下がいただきましたご感想です。ありがとうございました。
来院される前、どのような症状でお悩みでしたか?
- 不安、焦燥、不眠、食欲不振、体重減少、考えがまとまらず仕事に支障が生じる。
- 起きている間は絶望感があり、眠ると悪夢で生きることが辛く感じられました。
治療を受けて変化したことはどんなことがありますか?
- まず眠れるようになり、次に悪夢を見なくなり、食欲はじめ意欲がわいてきました。
- 悪くなる前の状態まで回復していき、恐る恐る再開した仕事も辛かった時より見通しが良くなり、元気になれたことの有難さも加わって働けることに感謝して過ごせています。
当院と他の医療機関とはどんな点で違いますか?
- こちらの前に初めて心療内科を受診し、長年の介護生活が解消されたあとに遅れて現れた「介護うつ」の診断で薬を処方されました。心療内科では回復には介護していた期間と同じ時間が必要で、元には戻れないし、仕事も辞めるよう言われました。(その診断に)家族が違和感を唱え、別の心療内科を受診しようとしましたが心療内科はコロナで予約がいっぱいで、藁をもすがる思いでこちらにたどり着きました。
- 吉村先生の「大丈夫ですよ、治りますよ」の言葉に救われる思いがしました。
もし今まだ当院の治療を受けていなかったとしたら、今どんな状況だったでしょう?
- こちらに数回通いはじめてから、新たに診てもらった別の心療内科のうつのテストでは「うつではない」と出ましたが、「最初に心療内科に行かれた時はうつだったと思います、整体が合われて良かったですね」と言っていただきました。
- こちらに伺っていなければ、まだ薬で治療中だったと思います。吉村先生はもちろん、きっかけとなった最初の診断の先生にも感謝しています。
現在、当院の治療を受けるか考え中の方にどのようなメッセージを送りますか?
- 自分の力(自然治癒力)で治すために、借りることのできる他人の力があることを実感しました。お薬との併用も肯定されています。初回のあとに治療を継続するか意思を尊重して下さいますし安心です。辛い方は一度ご連絡されてみてはと思います。
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