耳鳴り・頭鳴り・耳の詰まり感が9割回復。天と地の差と思える日々。

向日市のかがやき鍼灸整骨院

耳鳴り・耳の詰まり感

治療者も患者さんも同じ目標に向かって努力すること

《耳鳴り・頭鳴り、耳の詰まり感》の施術をうけられた患者さまからご感想をいただきました。

貴院は病院のように切ったり、貼ったりと痛い思いをすることなく、逆にこんなので良くなる?と思えるような施術であったが、今に至っていることを思えば、貴院にお世話になってよかったと思っている。

ご感想ありがとうございます。

「逆にこんなので良くなる?」そんな治療(笑)でしたが、改善されて本当に良かったです。

病院でも耳鳴りの治療は難しいことが多いようです。

この方も当初、耳の閉塞感・左右の音の聞こえの差で耳鼻科を受診され突発性難聴の疑いで大きな病院で検査をされましたが、この方は幸い異常がなかったようでした。

しかし原因が分からないのが、また不安にさせます。この方も先の見えない不安、症状によるストレスを大きく抱えて、当院を受診されました。

耳鳴りでよく言われる診断名は

  • 突発性難聴
  • メニエール病
  • 老人性難聴
  • 騒音性難聴

ですが、当院では(私は)診断名はあまり気にしません。それは症状(今回の場合は耳鳴り)は原因ではなく、結果でしかないと考えているからです。

なので、問診・触診を重視します。

この方の問診・触診で感じたことは、

  • 左側頭部のむくみ、感覚異常(鈍くなっている)
  • 後頭部は敏感(しびれ感)
  • 背中の感覚異常(悪いポイントでも痛さを感じにくい)
  • 左ほほつっぱり感
  • まばたきが多い
  • 顎を動かしたい(顎関節症あり)
  • 几帳面な性格
  • 耳の症状による不安とストレスが大きい
  • 悪くなる前に声が出にくかった
  • 慢性鼻炎

などでした。

「慢性鼻炎があり、悪くなる前に声も出にくかった」ので耳鼻科系が弱っていたこと、また加齢やストレスも伴って発症した、と推察されます。

※治療期間中に途中で風邪をひかれた時も一時的に悪化しました。副鼻腔炎も症状に関係しているようでした。耳と鼻はつながっているので風邪や鼻炎で耳に不調がでることも普通にあります。ちなみに「声が出にくかった」は副鼻腔炎で後鼻漏(膿が喉の方へ流れ出る症状)によるものだったと思われます。

どちらにしても、耳周辺や頭蓋骨は状態が悪く、不安感からの脳の過敏状態を少しでも和らげる必要があったので、頭の整体と自律神経系の治療をメインに行いました。(不安感やストレス、疲労で脳が敏感に反応して耳鳴りを悪化させるため

ちなみに治療期間は4か月、合計20回の通院でした。

1~2か月ほど経過を追っていくと、だんだん側頭部や後頭部のむくみが減っていきました。これは耳鳴りやめまいの症状にはとても重要なことです。

というのも耳の穴は側頭骨にあるからです。

そして側頭骨やその周辺の骨の状態が良くなるということは耳の中にある蝸牛(聴覚を司る感覚器官)や三半規管(平衡感覚)にかかる負担が減ることに繋がり、耳鳴りや難聴、めまいが緩和するようになります。

またこの頃から、後頭部のしびれ感、顎を動かしたいことも減ってきました。

顎の関節も側頭骨と繋がっているので、顎を動かしたい=耳や顎回りが気持ち悪いのを解消したい、という体の反応でしょう。それが減ったということは、耳の不快感が意識的にも無意識的にも楽になってきたということだと思われました。

実際2~3か月後のときの状態のいい日で、残り1割程度まで良くなっておられました。しかし前述のように風邪を引き副鼻腔炎からの後鼻漏などにより、耳鳴り・耳の詰まり感が一時的に悪化したのでもう少し治療継続。

最後の4か月目で、時間帯により少し耳鳴りは出るものの、ほぼ9割がた安定したため、先日治療をいったん卒業としました。

初診時は、症状に参っておられ表情も曇った表情でしたが、最後はかなり晴れやかな表情でした。

ここが良かった!

今回の経験から、患者の立場になって診察してくれる医師(治療者)がどれほどいるのかと考えさせられた所である。

院長先生は若いが私の気持ちを理解してくれて、治療方針および精神的な面でも、分かりやすく説明して悩みを持つ身としては安心して施術を受けられる院であったと思っている。

そのように感じていただけて良かったです。

私自身も体調を壊し、めまい、不眠、不定愁訴を経験しました。前回のブログにも書きましたが、そのときに通った整体の先生の寄り添いに救われました。

そんな経験もあり、治療は技術も大事ですが、その技術を生かすも殺すも、患者さんとの信頼関係が大きく影響すると感じています。

こう書くと当たり前に見えますが、治療者も患者さんもお互いに同じ目標に向かって努力することが大事です。

これからも患者さんの問題を解決できるように、私にできることを丁寧におこなっていきたいと思います。

いま、不調でお困りの方は、お気軽にご相談いただければと思います。

耳鳴り、耳の詰まり感、頭鳴りの患者さま

ご感想

以下がいただきましたご感想です。ありがとうございました。

来院される前、どのような症状でお悩みでしたか?

  • 耳の違和感(耳の閉塞感と左右の音の聞こえの差)で耳鼻科クリニックを受診し突発性難聴かも、ということで病院を受診。特に異常はないと言われたが、耳の詰まり感がひどく、耳鳴りもするようになってきたので、どうしたものかと悩んでいた。
  • 聞こえの差は慣れることができたが、耳の詰まり感耳鳴りは1日中続くため、何をするにも集中できず、いらいらするばかりで今後の不安も増していた。
  • また夜も耳鳴りによる寝不足感が増してきて日々悩んでいた。

治療を受けて変化したことはどんなことがありますか?

  • 改善する方法を探していたところ、ネットで「耳鳴り・耳の詰まり感は整体で治しましょう」というフレーズが目に留まり、わらをもつかむ思いで貴院を受診しました。
  • 初診から4か月ほど経過しましたが、少しずつではあったが耳鳴り・耳の詰まり感が改善し、今では100%ではないが9割ほど回復し、日々の生活も前と変わらず送れている。

当院と他の医療機関とはどんな点で違いますか?

  • 医者嫌いな私が今回思ったことは、よい医者(治療者)に出会うことの重要性を強く感じたことから、西洋医学・東洋医学の区別なく、よい治療方法があれば受診すべきだと思った。
  • 貴院は病院のように切ったり、貼ったりと痛い思いをすることなく、逆にこんなので良くなるのか?と思えるような施術であったが、今に至っていることを思えば、貴院にお世話になってよかったと思っている。

もし今まだ当院の治療を受けていなかったとしたら、今どんな状況だったでしょう?

  • 貴院にお世話になっていなければ、耳の詰まり感と耳鳴りは続いていたことは明らかで、もしかしたらうつ状態、睡眠障害、他の精神疾患を患っていたのでは、と思うと天と地ほどの差やな、と思える日々である。

現在、当院の治療を受けるか考え中の方にどのようなメッセージを送りますか?

  • 今回の経験から、患者の立場になって診察してくれる医師(治療者)がどれほどいるのかと考えさせられた所である。
  • 院長先生は若いが私の気持ちを理解してくれて、治療方針および精神的な面でも、分かりやすく説明して悩みを持つ身としては安心して施術を受けられる院であったと思っている。

この方が受けられた施術はこちら

初めての方へのメッセージ

この記事を書いた人

吉村 徳介

鍼灸師・柔道整復師の国家資格をもつ整体師。2児の父。
自分自身が悩まされた経験から《自律神経失調症・めまい・うつ・パニック症》の治療が得意。「自分でも治せればもっとハッピー!」をテーマに患者さんにセルフケアの指導にも力を入れている。