手術後の皮膚の痛み|1日に何度もあった痛みがほぼ完治

向日市のかがやき鍼灸整骨院

真摯に困りごとに向き合ってくれて感謝

不安が安心に変わると症状改善が加速する

《手術後に皮膚がチクチク痛む・しびれる》でお困りだった患者さまからご感想をいただきました。

産後に右下腹部を2度の手術・入院。その影響で右下腹部から右太ももにかけて、術前とは明らかに違う不快感チクチク、ピリピリという痛みや、発作的に起こるしびれに悩まされており、病気が再発したのではないかという不安があり・・・(中略)手術した主治医にも、手術と脚のしびれは無関係といわれ、どうしたものかと途方に暮れてしまい、不安が大きかったのが一番困っていたことでした。

ご感想ありがとうございます。

初診時は鼡径部(そけいぶ:足の付け根)や太ももを軽く触診するだけでも、痛みがありピクっと逃げる感じでしたね。

ピクっと逃げるのは逃避反射といって、神経が過敏になっていて刺激を過剰に感じて痛みから逃げるように反応するものです。

医師曰く「手術との関係はない」とのことですが、手術後にこのような皮膚の痛み・しびれ感は他の方でもよく見かけます。

右下腹部の手術後に、右鼡径部~右太ももに痛みを発症していることから、手術による影響はあると思います。(手術ミスという意味ではなく、手術で組織を切るために周辺組織が敏感になってしまうという理由で。)

まずは少しでも痛みを和らげ、不安を減らすことが大事。不安は痛みを呼び寄せてしまうので。

今回の場合は、大腿外側皮神経という神経が過敏に反応しており、今まで術後の痛み・しびれ感(感覚異常)の例も診ていたので、完治するかは個人差がありますが、きっと良くなる症状だと思いました。

まず痛みが出ている場所の治療と思いがちですが、高ぶった神経を鎮めるためにも、足や頭の治療から入りました。

このブログでも結構な頻度でお伝えしていることですが、足は構造上の基礎。地球上にあるものすべて下が崩れると上も崩れます。下(足)が不安定になると上(骨盤や上半身)も踏ん張る必要が出てきて余計な緊張(りきみ)を生みます。この余計な緊張が、痛みや不調を引き起こします。

今回の場合は、手術により皮膚の神経が過敏になっているとはいえ、やはり足の施術したことで、その場で患部のチクチク・ピリピリ感が軽減しました。(初めのうちはまた戻りますが。)

また頭の施術も重要になるのですが、これは痛みを出しているのは患部(今回の場合は、鼡径部あたり)ですが、痛みを感じているのは中枢である「脳」だから。

毎日・毎時間のように患部から痛み信号が送られてくると、脳も敏感になります。つまり痛みをより強く感じてしまう訳です。ちなみに痛みに鈍感(感じにくくなる)場合もありますが、この方の場合は敏感な状態でした。)

その脳の緊張を緩めてあげることで、過剰に反応することを落ち着かせ(神経の興奮・筋肉の過緊張が改善される)、痛みが和らぎます。

この方の場合も、回を重ねるごとに痛みが安定していきました。今日で8回目でしたが、この2週間ほとんど痛みがなく生活できたようでした。次回は1か月後に経過を見て一旦治療終了となりそうです。よく頑張られました。

ここが良かった!

一番素晴らしい点は、先生が我が事のように真摯にこちらの困りごとに向き合ってくださったことです。

症状をライフスタイルや抱いている心情まで具体的に聴いてくださり・・・(中略)そのうえで、根拠をはっきり説明して、治療の方針を示していただけたので安心してお任せできました。

また施術をする前後で、不調や痛みの変化をその都度確認しながら進めていただけるので、治療の効果を実感できるのも良かったです。

ありがとうございます。

私自身も体調を壊したときにボディーワーク(整体のようなものとお考え下さい)に通いました。その先生の”真摯に向き合ってくださり、大切に扱ってくれる感”に感銘を受けました。

患者さんは、不調を抱えてご来院下さりますが、不調はカラダだけの問題ではありません。ココロの問題も大きく関係します。特に不調が強かったり、長かったりすればするほど、ココロを緩めることが必要になります。

それを実体験して、私自身のカラダもココロも本当に楽になりました。

そして不安が安心に変わることが、見えない部分で大きく症状改善に影響すると気付かされました。

いま不調で悩んでいる方々にも、この方のようにカラダとココロが楽になって、気持ちのいい毎日をお過ごしいただけたらなと思います。

私を元気にしてくださった人間的にも素敵な先生です↓
http://boririnhouse.com/

手術後に皮膚がピリピリ痛む

ご感想

以下がいただきましたご感想です。ありがとうございました。

来院される前、どのような症状でお悩みでしたか?

  • 産後に右下腹部を2度の手術・入院。その影響で右下腹部から右太ももにかけて、術前とは明らかに違う不快感をずっと感じていました。チクチク、ピリピリという痛みや、発作的に起こるしびれに悩まされており、病気が再発したのではないかという不安から、よけいに右脚周辺に起きる違和感・痛みを強く感じてしまっていました。また産後の睡眠不足などもあり、胃痛・頭痛・腰痛もあり通院を決めました。
  • 右脚の痛み・しびれについては何か特別力を入れるとか、無理な姿勢をしてなくても急に発作的に起きるのでさすってやり過ごすしか対処しようがなく、手術した主治医にも、手術と脚のしびれは無関係といわれ、どうしたものかと途方に暮れてしまい、不安が大きかったのが一番困っていたことです。

治療を受けて変化したことはどんなことがありますか?

  • 発作的に起こっていた右太ももの痛み・しびれですが、以前は一日に何度も突発的にあったのが、今は全くなくなり(あっても1回くらい)、気にならなくなりました。
  • 胃痛も少なくなり、腰痛も通院当初のピークよりも良くなりました。

当院と他の医療機関とはどんな点で違いますか?

  • 一番素晴らしい点は、先生が我が事のように真摯にこちらの困りごとに向き合ってくださったことです。
  • 症状をライフスタイルや抱いている心情まで具体的に聴いてくださり、外科的にははっきりとデータに見えてこない部分にも、仮説を立てて私の不調を分析して下りました。
  • そのうえで、根拠をはっきり説明して、治療の方針を示していただけたので安心してお任せできました。
  • また施術をする前後で、不調や痛みの変化をその都度確認しながら進めていただけるので、治療の効果を実感できるのも良かったです。

もし今まだ当院の治療を受けていなかったとしたら、今どんな状況だったでしょう?

  • 悩んでいた症状が改善したという点で、先生には感謝の気持ちでいっぱいですが、それともう一つ、自分の体との向き合い方を教えていただいたことも通院して良かったと思える大きな点です。
  • セルフケアも丁寧に教えていただけたので、通院して先生のゴッドハンドで治療を受けて体も心も調子が良くなったうえ、さらに自分でもケアを続けることで、体調が安定していったと思います。
  • 通院前は、不調の原因が分からず、不安でより一層体調も良くなかったのが、先生に原因を見立てていただいて、それを自分でも意識してセルフケアをしたので、より効果も出たのかなと思います。

現在、当院の治療を受けるか考え中の方にどのようなメッセージを送りますか?

  • 0歳と3歳の子連れにもかかわらず、先生方がいつも明るく迎えてくださるので、通院するのが楽しみなくらいでした。(奥様いつもありがとうございました!)
  • 治療も様々なアプローチでこちらの話をしっかり受け止めて下さりながら進めていただけますし、自分の体の不調・変化との向き合い方やセルフケアの仕方までフォローしていただけるので、ぜひこちらの整体院をおすすめいたします!

この方が受けられた施術はこちら

初めての方へのメッセージ

この記事を書いた人

吉村 徳介

鍼灸師・柔道整復師の国家資格をもつ整体師。2児の父。
自分自身が悩まされた経験から《自律神経失調症・めまい・うつ・パニック症》の治療が得意。「自分でも治せればもっとハッピー!」をテーマに患者さんにセルフケアの指導にも力を入れている。