「地に足がつく」は不調の改善に大事だよ~

こんにちは!吉村です。

早速ですが
ひとくちに不調といってもいろいろなご相談があります。

たとえば

  • 痛み系
    肩こり・頭痛・腰痛・膝や股関節痛
  • 自律神経系
    めまい・耳鳴り・不眠・じんましん・冷えのぼせ・不安感

などのご相談が多いですが、これら不調に共通すること。

それは少なからず足に問題があるということ。

足の問題を解決すると不思議と上記の症状が改善に向かいますが、なぜでしょうか?

今日のブログは
「足の問題が身体に影響してるよ~」ということを
特に「地に足がつく・つかない」の観点から書いてみます。

「地に足がつく・つかない」はどんな時に使われる?

よく日本語の表現で

「地に足が付く・つかない」といいますが、どんな状態のことを指すのでしょうか?

また地に足がつく・つかないで、どんな良さ・問題があると思いますか?

「地に足が付く」の意味は?

調べてみるとこんな状態のことを指すようです。

  • 考え方や行動がしっかりしていて、落ちついている様子
  • 調子が定まっていて、安定している様子
  • 物事に集中し冷静な状態

いつでもこんな状態だったら肉体も精神も楽なはずです。

私も常にこう在りたいと思いますが、なかなか維持することは難しいものです。

「地に足がつかない」の意味は?

次のような意味があります。

  • 浮足立って、落ち着かない様子
  • 冷静さを欠き、そわそわとしている状態
  • 腰が据わらない
  • 軸足が定まらない
  • 物事に集中できず、気が散漫な状態

想像するだけで、しんどそうですね。

しかし、不調でご来院される多くの方の足の状態がこのようになっている、ということなんです。

たしかに肩や腰の痛みは分かっても、足の問題はなかなか分からないものです。

この足の問題は、自分で気付かない(自覚がない)ことがほとんどなので、皆さん初めは「まさか足!?」となりますが、やっぱり足は大事なんです。

「地に足がつかない」はどんなイメージ?

「古いつり橋を渡る時のことを想像してください。」

私が皆さんにお話するのがこれです。我ながらいい例えだと思っています(笑)

この橋を渡るイメージをしてください。

こんなつり橋を渡るときに起きる反応は…

  • 足元が不安定で、脚や上半身に変な力が入る
  • 橋が落ちないか不安で、精神面も変に緊張する

つまり足元が不安定(足が悪い状態)だと「肉体には変な力が入り、精神面も緊張状態になる」ということ。

つり橋を渡るわけではないにしても、日常で足の悪い状態それも無自覚が続いていたら、肉体も精神も不具合が起こりますよね。

そう、足元が不安定である結果として、あちこちに痛みや不調が起こり始めているのです。

身体が「こんな状態もう耐えられない!ちゃんと気付いて~!」と信号を出してくるわけです。

逆に、地に足がついてくれば、この肉体や精神の不安定感や力みは減るので、自然とカラダが楽になっていきます。

自然体に近づくとも言えますね。自然体というだけで楽そうなイメージ。

こんな状態を少しでも維持できたらな~と思いますが、そのためには「気づき、意識する」ことが大切です。

改善のポイントは「気づき、意識する」

ここまで説明すると
頭ではなんとなく分かる。でももう少しピンっと来ない方もおられます。

そんな方には身体で体感していただきます。

具体的には
足のみを施術して、身体を再チェックする。

再チェックすると、身体で体感できるので
「えぇ~!?ほんまや~すごっ!」と言われます。

足の施術で頭まで変わるので、みなさん面白がってくれます。

ここに気付いてもらうと
みなさん、足のセルフケアをお伝えしても次回まで真剣にやってきてくれます。だから良くなっていかれるですね。

腰痛のセルフケア
足のセルフケアのひとつ。

普段の生活での生活の仕方(立ち方や座り方・呼吸の仕方など)で問題が起こり不調が引き起こされるので、普段からセルフケアや意識をしていれば、そこまで不調や不安に支配されることは減っていきます。

深呼吸で猫背やめまいを改善
自分の呼吸に気づき、深く丁寧に呼吸をする練習。

今まで気にも留めなかった生活の仕方のクセに気づき、少しずつ意識してみることで、不調になりにくいカラダ作りができます。

施術と併せて、セルフケアや生活のクセの気付き方をお伝えしていますので、お気軽にご相談ください。

この記事を書いた人

吉村 徳介

鍼灸師・柔道整復師の国家資格をもつ整体師。2児の父。
自分自身が悩まされた経験から《自律神経失調症・めまい・うつ・パニック症》の治療が得意。「自分でも治せればもっとハッピー!」をテーマに患者さんにセルフケアの指導にも力を入れている。