わが子が普通に学校に行けるようになり嬉しい
表情が明るく、会話が増えて、体調の不安がなくなった
《起立性調節障害》の施術をうけられた中学生(のお母さま)からご感想をいただきました。
中学2年生の息子ですが、体がだるく、毎朝起きづらい様子で、吐き気やめまい、頭痛で悩んでいました。気持ちは暗いし、不安なことばかり言っていました。学校は休みがちでした。
今では普通に学校に行けるようになり嬉しいです。表情が明るく、会話が増え、体調の不安が無くなりました。(治療9回目終了時点)
ご感想いただき、ありがとうございました。
ひとまず元気に楽しく学校に行けるようになって良かったですね。お子さんの不調改善のため、お母さまもよく頑張られました。
でも完治ではないので油断せず、お伝えしたセルフケアや食事療法も続けられてください。まだまだ成長期なので栄養の偏りが続くと、また不調が出てくることもあると思います。
しかし、お子さんが感じられていた不調は敵ではありませんので、体からのサインを聞き対処すれば大丈夫ですよ。そうならないように淡々と身体に必要なことを続けていきましょう。
小中学生・高校生の不調は起立性調節障害かも
このブログをご覧の方の中には『起立性調節障害』という言葉を聞いた事がある方もおられるかもしれません。
でもまだまだマイナーな名前で聞きなれない方が多いと思いますので説明していきますね。
起立性調節障害の原因や症状は?
起立性調節障害とは、自律神経の機能が低下することで、循環器系の調節がうまくいかなくなることが原因の不調です。
分かるような分からないような…ですね。
具体的に説明します。
- 朝が起きられない、起こしても全然起きない
- 学校を休んでも午後になると調子が良くなる。
- 立ちくらみやめまい、失神する
- 気分が悪くなる回数が増えた
- 顔色が悪い、乗り物酔いする
- 頭痛や腹痛が増えた
- 動悸や呼吸が浅くなり息切れする
- 体育や部活、テストのあとに極端にしんどくなる
- 不機嫌になりイライラしている
などの症状が出るので、お母さまからは
- だんだん朝が弱くなってきて、初めはサボりかと思った
- 昼からは比較的元気なので、やはりサボりかと思った
- 学校に行けても保健室にいる時間が増えて心配だった
- イライラもしているので反抗期なのかと思っていた
- 医院に行っても原因がはっきりしないし、改善もしないので困っていた
- 心配だけども解決策も分からず、ほとほと困っていた
とよく伺います。
たしかに脈絡のない症状に見えるので本人もご家族も心配になりますね。
でも実はこれらの症状は自律神経が乱れることで出てくる症状なのです。
これらは自律神経が乱れれば大人でも起こりうる症状ですが、特に第二次性徴期にある子供では一時的に自律神経が不安定になり上記症状が起きやすくなる場合があります。
では自律神経が乱れる原因はなに?
起立性調節障害=自律神経の乱れが関係する、までは分かったけども、自律神経が乱れる原因を知ることも大事です。
自律神経が乱れる原因は
- 人間関係などのストレス(友人や家族)
- 成績や受験などのプレッシャー
- 緊張しやすい性格、生真面目、几帳面、完璧主義(による神経の緊張)
- 頑張りすぎ(頑張りすぎに気づいていない場合も)
- 睡眠不足(夜更かしが多い)
- ホルモンバランスの変化(第二次性徴期による)
これらにより自律神経(の中の交感神経)が緊張状態になることで、体に不調が起きるわけです。
※ちなみに不調=悪者ではありません。不調を引き起こすことで体の持ち主(この場合お子さん)にちょっと緊急事態が起きつつありますよ、というサインを出してくれているのが『不調』と考えるのが自然です。
起立性調節障害の改善方法は?
当院では治療を2本柱で考えています。
- 自律神経の緊張を緩める治療
詳しくはリンクをご覧ください。↓をクリック
https://ziritushinkei.com/pickup-od/#co-index-2 - 栄養を整える治療・知識
詳しくはリンクをご覧ください。↓をクリック
https://ziritushinkei.com/pickup-od/#co-index-3
あとは細かい部分になりますが
- スマホやパソコンを見る時間について
- 勉強や運動量について気をつけること
- 就寝時刻や睡眠時間について
- セルフケアについて
- 積極的に食べてほしい物
- 回復過程のステップアップ方法について
- 症状は何のためにでるのか
など、治療の2本柱+αを組み合わせて、受診された8割以上のお子さんが回復されています。
約3か月~6か月(状態によりさらにかかる場合もあります)の治療期間は必要ですが、ご感想にもあるように治療期間中は毎回少しずつ変化を感じられると思います。
親切、丁寧、話しやすいです。院長のアドバイス通りにやるべき事をやれば良くなります。日数はかかりますが、毎回良くなるのが分かりました。
治療は私と患者さんの二人三脚で進んでいきます。
お子さんの不調の場合は、ここにお母さまやお父さまが加わってきますので、三人四脚、四人五脚で努力していくことで、一歩ずつですが前に進みやすい環境になります。
今まで、起立性調節障害やADHDなどの小中学生・高校生の不調で、「なにも変わらなかった」ということは無いので、「わが子が少しでも改善し元気になって欲しい」という方は一度お気軽に治療体験にお越しいただければと思います。
ご感想
お母さまからいただいたご感想です。ありがとうございました。
来院される前、どのような症状でお悩みでしたか?
- 中学2年生の息子ですが、体がだるく、毎朝起きづらい様子で、吐き気やめまい、頭痛で悩んでいました。
- 気持ちは暗いし、不安なことばかり言っていました。学校は休みがちでした。
治療を受けて変化したことはどんなことがありますか?
- 普通に学校に行けるようになり嬉しいです。
- 表情が明るく、会話が増え、体調の不安が無くなりました。
- 栄養の不足も原因のひとつと分かってホッとしました。
当院と他の医療機関とはどんな点で違いますか?
- 毎回、しんどいところ、前回と比べ良くなったところを聞いて、最近の体調を話しながらなので、とても話しやすくリラックスできるので息子も安心していました。
- 生活リズムの改善、食事のアドバイスも具体的で分かりやすかったです。
もし今まだ当院の治療を受けていなかったとしたら、今どんな状況だったでしょう?
- 原因が分からないまま、改善法も知らず、悪化していたと思います。不登校になっていたかもしれません。
現在、当院の治療を受けるか考え中の方にどのようなメッセージを送りますか?
- 親切、丁寧、話しやすいです。院長のアドバイス通りにやるべき事をやれば良くなります。日数はかかりますが、毎回良くなるのが分かりました。