すべてのことが不安・不眠・外出を躊躇する・倦怠感

向日市のかがやき鍼灸整骨院

先生の「良くなりますよ~」は神の声(笑)です。

自律神経の施術をうけられた患者さまからご感想をいただきました。

今回の方は、コロナの流行で緊張しながらの接客に加え、ご自身の手術(2020年6月)のあとから一気に不調になったとのことで施術を開始(2020年7月)しました。

その際の症状は

  • 不眠
  • 不安感(すべてのことが不安や心配になる)
  • 胸が詰まるようなしんどさ
  • 体のだるさ

当初は、すべてのことに不安・心配を感じ、ご自宅から近くのスーパーに行くことも大変でしたが、徐々に行動範囲も広がり、お仕事にも少しずつ復帰(2020年10月)できるまでに回復。

今年(2021年1月)からは1か月に1回程度で経過をみましたが、上記の不調をほとんど感じなくなったため無事に卒業(5月)となりました。

院長・吉村

経過を長めに見たので少し期間と回数がかかりました。卒業する頃には不安・緊張感は抜け、毎回とっても笑顔が素敵でした。本当に良かったです。

院長・吉村

私のブログを何本か読まれた方は
「5.あまり責めないで」からご覧ください。

こんな症状を感じたら要注意。自律神経が原因で出る症状

自律神経の不調でお悩みの方に共通して出てくる症状をまとめてみました。
3つ以上に当てはまると注意が必要です。

  • 慢性的に首・肩・背中のコリや痛みがある
  • めまい、フワフワする
  • 寝つきが悪い
  • 途中で目が覚める(それから寝づらい)
  • 倦怠感、やる気が起きない
  • 朝起きれない
  • 立ちくらみ
  • 力が抜けない・緊張しやすい
  • 音をうるさく感じる
  • 視線が気になる
  • 上半身(特に顔や頭)の汗が多い
  • 生理不順
  • 頭痛・頭重感をよく感じる
  • 吐き気
  • 息が吸いづらい・呼吸が浅い
  • 動悸
  • のどや胸の圧迫感
  • 高血圧や低血圧
  • 耳鳴り・耳が詰まる
  • 不安に感じることが増えている
  • 気分が落ち込む・うつうつとする
  • ふと涙がでることがある
  • 理由もなく焦りを感じる

いかがでしたか?意外にあてはまるものもあると思います。

一見、別々の症状に思いますが、これらの症状が意味するところは『自律神経系のバランスが崩れている』ということです。

院長・吉村

私も数年前に自律神経のバランスを崩した際には半分くらい当てはまっていました。まさにカラダとココロの緊急事態です。

自律神経のバランスが崩れる理由

症状改善のためには、自律神経のバランスを崩す原因を考えていく必要があります。

・精神的ストレス

人間関係やプレッシャーの悩み。人生・健康・介護・生活・経済などの悩み・不安。悩みや不安が持続する場合は自律神経に大きな負担になります。

・肉体的ストレス

過労、事故、怪我、さらには音、光、温度など。気象病もその一つで雨や寒さや冷えも自律神経の負担となります。

・生活習慣

睡眠の量(寝不足)や睡眠の質(布団に入る時間、寝具)、また栄養不足が続くことで自律神経の負担となります。

院長・吉村

精神的・肉体的なストレスが自律神経に影響することはイメージしやすいですが、意外に栄養不足は盲点となっています。

以上のことは自律神経の治療をするうえで大切なことですが、TVやネットの情報やもうすでに知っていることもあったと思います。でも・・・

  • 「分かっているけど出来ない」
  • 「理解はできるけどそれを変える気力がない」
  • 「情報がありすぎて、何が正しいか分からなくなっている」

体に余裕が無いと、頭や感情の余裕もなくなり、今の状況から抜け出せなく感じることもあります。

そう感じていても大丈夫です。以下を読み進めてください。

自律神経を崩さないために日常で気をつけること

私も数年前に自律神経を崩したこともあり、自律神経の施術が得意になりました。私自身も気をつけていることをご紹介いたします。

肉体面のリフレッシュ

健全な精神は、健全な肉体に宿ります。まずは軽い運動散歩深呼吸をすることが良いですが、受診される方にはその元気さえない方もおられます。そんな場合はまず整体を受けに来てください。体が楽になると自然と気持ちも楽になります。私自身もロルフィングという整体で心身ともに助けられました。

精神面のリフレッシュ

肉体が楽になってくると、自然と気持ちも動き始め、心に溜まっていた感情が流れていきます。私はこのことを心の断捨離と言っています。気が付かないうちに執着していたこと、意固地になっていたことが整理でき、手放せるようになります。私自身も無理をしていたことを整理し手放せました。

感情が動くことが大切ですので、整体に限らず、ヘッドスパで癒される、キレイな景色を見て気分を変える、ゆっくりボーっとするでも、ご自身が楽に感じることなら良いです。

生活を整える

睡眠と栄養をしっかりとることは非常に大切です。自律神経に影響する脳や神経、神経伝達物質、ホルモンも含めて身体は食べたもので作られていることを考えると絶対に外せません。

院長・吉村

症状改善のためには正しい知識もひとつの武器になります。自律神経の治療を受けていただきながらのカウンセリングタイムも好評です。

薬以外にも道具(選択肢)をもつこと

今回の方とも、治療中に心身に関するいろいろなお話をしました。まずは症状や対策を理解することで不安が安心に変わり、自律神経の緊張状態が和らぎます。

患者さんとのお話の中でよくあるのが薬を飲むことへの抵抗感です。

私は必要に応じて薬を上手に使うべきだと思っています。しんどければ上手に頼り、気持ちや体を少しでも楽にしながら進む方が良いと思います。

しかし選択肢が薬しかなければ、どうしても薬に頼らざるを得ない状況になり、それが「薬に依存するのでは?」と不安になるのも分かります。

私の考えでは、「症状を乗り越えるための道具はたくさんあった方がよいので、薬以外の選択肢も持てるといいですね」とお伝えしています。例えば…

  • 当院の自律神経整体
  • 呼吸法
    深い呼吸をすることで自律神経は整う。まずは呼吸をしやすくすることからスタート
  • 栄養についての知識
    自然治癒力をフルに働かせるには栄養は必須
  • 病気への正しい認識
    症状が出る理由を知ることで怖さが減り自律神経が整う
  • セルフケア
    自分でもコントロールできるようになることが本当に大切なこと

これらを上手に組み合わせ、薬に頼りすぎることなく、1歩ずつ前に進むのがよいと思います。

あまり責めないで

施術中のなにげない会話で

  • 「じっとしている(休んでいる)ことが悪いことだと思っていた」
  • 「今まで出来ていたことができないことが嫌で自己嫌悪になっていた」
  • 「こんな状態になった自分を責めていた」

とありました。ほかの患者さんからもよく聞きますし、僕もそうでしたのでよく分かります。

でもなぜ症状がでるのか?を考えてみることで、悪い側面ばかりではないことに気づきます。

それは体に現れる不調にはすべて意味があり、あなたを守るために出ている、ということです。

今の調子で頑張り続けたり、ストレスが入り続けることで、崩壊してしまうのを防ぐために、カラダは不調を出して休ませようとしてくれています。

院長・吉村

このあたりを詳しく書いたブログがありますので、こちらをご覧ください。

https://ziritushinkei.com/why-pain/

こんなお話をしながら、少しずつ症状に対する理解を深めていったことで不安が安心に変わり、症状克服に近づいたと思います。

ご感想

以下がいただきましたご感想です。ありがとうございました。

来院される前、どのような症状でお悩みでしたか?

  • 精神的に不安になり、体もしんどくて、今まで普通に出来ていたことが、必要以上に考えたり、大丈夫かなと思ってしまい出来なくなっていました。

治療を受けて変化したことはどんなことがありますか?

  • 身体のしんどさ、不安感も無くなり、以前と同じように普通の生活を送れるようになりました。

当院と他の医療機関とはどんな点で違いますか?

  • 病院の治療では薬を飲むことになってしまいますが、先生の所は薬ではない方法で治療してもらえるので安心して通うことが出来ました。
  • またいろいろな面で、分かりやすく説明して下さったり、不安になるといつでもLINEで連絡できるので本当に心強かったです。

もし今まだ当院の治療を受けていなかったとしたら、今どんな状況だったでしょう?

  • どうだったでしょう~。でもまだ不安や心配を持って身体も気持ちもスッキリしていなかったと思います。

現在、当院の治療を受けるか考え中の方にどのようなメッセージを送りますか?

  • 体の不調なときは心配で不安で「治るかな~大丈夫かな~」とばかり考えていましたが、先生と出会って治療や先生の言葉から身体も心も少しずつ良くなっていきました。先生の「良くなりますよ~」の言葉は神の声(笑)です。

この方が受けられた施術はこちら

初めての方へのメッセージ

この記事を書いた人

吉村 徳介

鍼灸師・柔道整復師の国家資格をもつ整体師。2児の父。
自分自身が悩まされた経験から《自律神経失調症・めまい・うつ・パニック症》の治療が得意。「自分でも治せればもっとハッピー!」をテーマに患者さんにセルフケアの指導にも力を入れている。