
ほぼ以前の自分に戻りました
自律神経の施術を受けられた方からご感想をいただきました。
施術を重ねるたびに身体がどんどん楽になり、気持ちも前向きになりました。「三歩進んで二歩下がる」と先生はおっしゃっていましたが、本当にそんな感じでした。
ご感想より
まずは体調が回復して今日のこの日を迎えられたこと、そしてどんどん表情が明るく素敵になっていかれたこと、本当に良かったです。
身体が楽になっていくと不思議と気持ちも軽くなっていきますね。
皆さんそうですが、とんとん拍子に改善するわけではなく、小さな波(3歩進んで2歩下がる)を繰り返しながら改善していきます。一気に回復したいものですが、そこは焦らず身体の回復を待ってあげることも大切なんですね。
よく例に挙げるのが、子どものときの自転車の練習です。
自転車を一回で乗りこなせた人はいないと思います。何度もこけながら、でも練習を積むことで徐々に上手になる方がほとんどですよね。
身体も同じです。
- 何度もこけながら
→体調が悪い(=つまり自然治癒力の機能が落ちている)ので、治療で良くなってもまた一時的に元の状態へ引き戻される - でも練習を積むことで
→治療を受けたり、セルフケアをしたり、状態(症状)の捉え方を練習することで - 徐々に上手になっていく
→徐々に良い方向に進んでいく
こんなイメージです。と頭で理解できても「早く良くなりたい」と気持ちが焦ってしまうときもありますね。
その辺りは、お話を伺いながら施術を受けていただいていると、自然と頭や気持ちの整理がつくようになります。
ご感想にあった「施術を重ねるたびに身体がどんどん楽になり、気持ちも前向きになりました。」がまさにそれで、これは身体と心が繋がっているからです。
治療を開始してよく聞かれる反応としては…
- 息が吸いやすくなった
→自律神経が整うことで呼吸をする筋肉の緊張も緩み息がしやすくなる - 気持ちのざわつきが減った
→肉体的な緊張が減ることで精神的にも余裕が生まれた - 前よりも寝た感がある、昼寝もできた
→神経が緩むので緊張が抜け眠れるようになる - 食欲が出てきた
→自律神経が整い胃腸障害が改善された - ちょっと動けるようになってきた
→体が良くなることで気力も湧いてくるため
など、肉体面と精神面で様々なよい反応が生まれ始めます。
体調が悪いときは、どうしても悪い部分に意識が行きがちですが、このように良い部分に気付けるようになっていきます。
不安が安心に変わっていくことで、さらに好循環が生まれていき回復していくこととなります。
この方も約6か月13回(終盤は状態も良かったため3週~2か月空けながら経過観察)で笑顔で一旦卒業となりました。ご遠方からのお越しでしたが、セルフケアなどよく頑張られました。
今このブログをご覧いただいている方で閉塞感や焦る気持ちがしんどい方もおられると思います。他にも卒業された患者さんのご感想ブログもありますので、ぜひご覧ください。

私のブログを何本か読まれた方は
「4.薬以外にも道具を持つこと」からご覧ください
こんな症状を感じたら要注意。自律神経が原因で出る症状
自律神経の不調でお悩みの方に共通して出てくる症状をまとめてみました。
3つ以上に当てはまると注意が必要です。

- 慢性的に首・肩・背中のコリや痛みがある
- めまい、フワフワする
- 寝つきが悪い
- 途中で目が覚める(それから寝づらい)
- 倦怠感、やる気が起きない
- 朝起きれない
- 立ちくらみ
- 力が抜けない・緊張しやすい
- 音をうるさく感じる
- 視線が気になる
- 上半身(特に顔や頭)の汗が多い
- 生理不順
- 頭痛・頭重感をよく感じる
- 吐き気
- 息が吸いづらい・呼吸が浅い
- 動悸
- のどや胸の圧迫感
- 高血圧や低血圧
- 耳鳴り・耳が詰まる
- 不安に感じることが増えている
- 気分が落ち込む・うつうつとする
- ふと涙がでることがある
- 理由もなく焦りを感じる
いかがでしたか?意外にあてはまるものもあると思います。
一見、別々の症状に思いますが、これらの症状が意味するところは『自律神経系のバランスが崩れている』ということです。

私も数年前に自律神経のバランスを崩した際には半分くらい当てはまっていました。まさにカラダとココロの緊急事態です。
自律神経のバランスが崩れる理由
症状改善のためには、自律神経のバランスを崩す原因を考えていく必要があります。
・精神的ストレス
人間関係やプレッシャーの悩み。人生・健康・介護・育児・生活・お金などの悩み・不安。悩みや不安が持続する場合は自律神経に大きな負担になります。
また、緊張しやすい人、頑張り屋さん、生真面目、責任感が強い、神経質な方も無意識にストレスを溜めやすくなります。
・肉体的ストレス
過労、事故、怪我、さらには音、光、温度など。気象病もその一つで雨や寒さや冷えも自律神経の負担となります。
・生活習慣
運動不足はもちろん、睡眠の量(寝不足)や睡眠の質(布団に入る時間、寝具)、また栄養不足が続くことで自律神経の負担となります。

精神的・肉体的なストレスが自律神経に影響することはイメージしやすいですが、意外に栄養不足は盲点となっています。
以上のことは自律神経の治療をするうえで大切なことですが、TVやネットの情報やもうすでに知っていることもあったと思います。でも・・・
- 「分かっているけど出来ない」
- 「理解はできるけどそれを変える気力がない」
- 「情報がありすぎて、何が正しいか分からなくなっている」
体に余裕が無いと、頭や感情の余裕もなくなり、今の状況から抜け出せなく感じることもあります。
そう感じていても大丈夫です。以下を読み進めてください。
自律神経を崩さないために日常で気をつけること

私も数年前に自律神経を崩したこともあり、自律神経の施術が得意になりました。私自身も気をつけていることをご紹介いたします。
肉体面のリフレッシュ
健全な精神は、健全な肉体に宿ります。まずは軽い運動や散歩、深呼吸をすることが良いですが、受診される方にはその元気さえない方もおられます。そんな場合はまず整体を受けに来てください。体が楽になると自然と気持ちも楽になります。私自身もロルフィングという整体で心身ともに助けられました。
精神面のリフレッシュ
肉体が楽になってくると、自然と気持ちも動き始め、心に溜まっていた感情が流れていきます。私はこのことを心の断捨離と言っています。気が付かないうちに執着していたこと、意固地になっていたことが整理でき、手放せるようになります。私自身も無理をしていたことを整理し手放せました。
感情が動くことが大切ですので、整体に限らず、ヘッドスパで癒される、キレイな景色を見て気分を変える、ゆっくりボーっとするでも、ご自身が楽に感じることなら良いです。
生活を整える
睡眠と栄養をしっかりとることは非常に大切です。自律神経に影響する脳や神経、神経伝達物質、ホルモンも含めて身体は食べたもので作られていることを考えると絶対に外せません。

症状改善のためには正しい知識もひとつの武器になります。自律神経の治療を受けていただきながらのカウンセリングタイムも好評です。
薬以外にも道具(選択肢)をもつこと

今回の方とも、治療中に心身に関するいろいろなお話をしました。まずは症状や対策を理解することで不安が安心に変わり、自律神経の緊張状態が和らぎます。
患者さんとのお話の中でよくあるのが薬を飲むことへの抵抗感です。
私は必要に応じて薬を上手に使うべきだと思っています。しんどければ上手に頼り、気持ちや体を少しでも楽にしながら進む方が良いと思います。
しかし選択肢が薬しかなければ、どうしても薬に頼らざるを得ない状況になり、それが「薬に依存するのでは?」と不安になるのも分かります。
私の考えでは、「症状を乗り越えるための道具はたくさんあった方がよいので、薬以外の選択肢も持てるといいですね」とお伝えしています。例えば…
- 当院の自律神経整体
- 呼吸法
深い呼吸をすることで自律神経は整う。まずは呼吸をしやすくすることからスタート - 栄養についての知識
自然治癒力をフルに働かせるには栄養は必須 - 病気(症状)への正しい認識
症状が出る理由を知ることで怖さが減り自律神経が整う - セルフケア・軽い運動
自分でもコントロールできるようになることが本当に大切なこと
これらを上手に組み合わせ、薬に頼りすぎることなく、1歩ずつ前に進むのがよいと思います。

ご感想
以下がいただきましたご感想です。ありがとうございました。
来院される前、どのような症状でお悩みでしたか?
- 肩こり、頭痛、のどの詰まり、胃腸の不調、不安感や焦燥感。
- 中でも睡眠障害で何度も目が覚め、眠れず、寝た感がしないので、疲れが取れず日中に集中力にかけることが多く、体が重くしんどかったです。
治療を受けて変化したことはどんなことがありますか?
- ほぼ以前の自分に戻っていると思います。
- 施術を重ねるたびに身体がどんどん楽になり、気持ちも前向きになりました。「三歩進んで二歩下がる」と先生はおっしゃっていましたが、本当にそんな感じでした。
- それなりに時間はかかりますが先生に励まされ、今日を迎えています。
当院と他の医療機関とはどんな点で違いますか?
- なぜ今この状況にあるのか、をとても分かりやすく説明してくださいます。
- これからどうしていけばよいのか、物事のとらえ方や予防に至るまで、毎回丁寧に話を聞いて答えて下さいます。
- 心療内科では投薬一択になってしまい、私の望む治療ではなかったので、病気に負けない強い身体をつくって予防しようという先生の方針に共感しました。頼れる場所・先生を見つけたという気持ちです。
もし今まだ当院の治療を受けていなかったとしたら、今どんな状況だったでしょう?
- 数か月経てば治まっていたと思います。ただすぐにぶり返していたり、また不調に見舞われたらどうしようという不安を抱えたままだったと思います。
現在、当院の治療を受けるか考え中の方にどのようなメッセージを送りますか?
- 私も迷いました。どんな治療なのか、どんな先生なのか、行ってみないと分からいものです。「一度行ってみて決めよう」というつもりで予約しました。無理強いもされませんし、自身で決めさせてくれます。行かないで後悔するよりは、行ってみよう!と思いました。
この方が受けられた施術はこちら