高校1年生|朝起きれない・片頭痛・倦怠感・寝つきが悪い

向日市のかがやき鍼灸整骨院

「もしかしたら」でもいいので一度治療を受けてみてください。

(ご感想より)

自律神経の施術をうけられた患者さま(高校1年生)からご感想をいただきました。

病院でMRI検査・血液検査をするも異常なしとのことでお困りになり、当院を受診(2020年8月)。その際の症状は

  • 朝起きれず学校に行けない
    とにかく眠い・体を起こせない・親に起こされても気付いたら寝てる
  • 片頭痛と倦怠感が毎日出る
    病院での薬を飲むと倦怠感は楽だが、片頭痛は変化なし
  • 寝つきも30~60分ほどかかる
    元々は10分程度だった
  • 立ちくらみ・ほてり・食欲不振

治療スタートして2か月後(10月)には片頭痛が量・頻度ともに減ってきて、3か月後(2020年11月)にはほぼ毎日午後から学校に行けるようになってきました。12月からは症状の停滞期でしたが、触診した感じでは体の状態は徐々に良くなっていたので、きっとこのまま良くなっていくだろうと感じていました。

7か月目(2021年3月)に入り、朝から行けるようになり、帰宅後の疲労感もだいぶマシになり、さらに経過観察していましたが、その後も問題なく学校生活を送れるようになったので卒業となりました。(2021年5月)

ご本人もご家族も、症状改善のためよく頑張られました。これからも気持ちのいい毎日のためにセルフケアや栄養面などお気を付けくださいね。

院長・吉村

症状が強かったためトータル9か月24回ほどかかりましたが、普通に学校生活が送れるようになって本当に良かったです。

院長・吉村

私のブログを何本かご覧になって頂いた方は
「4.いろいろな道具(選択肢)をもつこと」からご覧ください。

不登校ぎみになるのは自律神経の崩れが大きく影響

中学生や高校生が朝起きれず不登校ぎみになる症状といえば、起立性調節障害の可能性があります。

起立性調節障害とは、自律神経失調症の一種、ODと略される事もある。
生活リズムが乱れている様に見えるが、自律神経失調症状のひとつと考えられている。怠慢なのではなく、「起立や座位で脳血流が減少し、思考力と判断力が低下する」身体の病気である。適切な治療や支援などによって回復する。

(ウィキペディアより引用)

今回のお子さんのようにこれだけ症状が出ていてもMRI検査や血液検査では異常は見つかりません。

もうご存知の方もおられるかもしれませんが、自律神経系の不調の場合は検査をしても明らかな異常を認めません。また起立性調節障害の検査をしてもらえないこともあるようで、我が子の不調は何が原因か分からずお困りの親御さんも多いようです。

今回は病院で「起立性調節障害」と診断されたわけではありませんでしたが、症状的には起立性調節障害ではないかと思います。起立性調節障害も自律神経失調の1つですので、どちらにしても自律神経を整えることで少しずつ体調が改善されていきます。

院長・吉村

起立性調節障害について詳しく書いたブログはこちら
起立性調節障害の原因と治療法をご紹介 ≫

自律神経のバランスが崩れる理由

症状改善のためには、自律神経のバランスを崩す原因を考えていく必要があります。

・精神的ストレス

人間関係やプレッシャーの悩み。人生・健康・介護・生活・経済などの悩み・不安。悩みや不安が持続する場合は自律神経に大きな負担になります。

また緊張しやすい人頑張り屋さん、生真面目、責任感が強い、神経質な方も無意識にストレスを溜めやすくなります。

学生の場合は上記の他に、環境の変化(受験・入学・転校・新学期など)も大きく影響します

・肉体的ストレス

過労、事故、怪我、さらには音、光、温度など。気象病もその一つで雨や寒さや冷えも自律神経の負担となります。

・不規則な生活リズム

寝不足や栄養不足が続くことで自律神経の負担となります。

院長・吉村

精神的・肉体的なストレスが自律神経に影響することはイメージしやすいですが、意外に栄養不足は盲点となっています。

今回のお子さんは、学校生活のストレスが強かったわけではありませんでした。しかし入学・コロナ禍で5月まで休校で生活リズムが変わったことなども要因ではないかと思います。

自律神経を崩さないために日常で気をつけること

私が数年前に自律神経を崩したこともあり、自律神経の施術が得意になりました。私自身も気をつけていることをご紹介いたします。

肉体面のリフレッシュ

健全な精神は、健全な肉体に宿ります。まずは軽い運動散歩深呼吸をすることが良いですが、受診される方にはその元気さえない方もおられます。そんな場合はまず整体を受けに来てください。体が楽になると自然と気持ちも楽になります。私自身もロルフィングという整体で心身ともに助けられました。

精神面のリフレッシュ

肉体が楽になってくると、自然と気持ちも動き始め、心に溜まっていた感情が流れていきます。私はこのことを心の断捨離と言っています。気が付かないうちに執着していたこと、意固地になっていたことが整理でき、手放せるようになります。私自身も無理をしていたことを整理し手放せました。

感情が動くことが大切ですので、整体に限らず、カラオケに行く、キレイな景色を見に行く、ゆっくりボーっとするでも、ご自身が楽に感じることなら良いです。

生活を整える

睡眠と栄養をしっかりとることは非常に大切です。自律神経に影響する脳や神経、神経伝達物質、ホルモンも含めて身体は食べたもので作られていることを考えると絶対に外せません。

院長・吉村

とはいえ、子どもたちの不調を治療していると、上記の一般的な対処法では改善していかないことも多々あります。でも大丈夫です。以下を読み進めてください。

いろいろな道具(選択肢)をもつこと

いろいろな選択肢を持つことは症状改善の上で非常に重要です。

例えば不調になればまず病院を選択すると思いますが、そこで原因が分からなければ「どうしよう…困った…」となりがちです。選択肢が少ないために困ったわけですが、世の中には他にも選択肢はあります。

私の考えでは、「症状を乗り越えるための道具はたくさんあった方がよいので、いろいろな選択肢を持てるといいですね」とお伝えしています。当院で言えば…

  • 自律神経を整える整体
    問診と触診から得た情報を元に、その方に必要なポイントに対して、自律神経とゆがみを整えています。
  • 自律神経を整える呼吸法
    自律神経を整えるには深呼吸が大切ですが、不調の時にはそれができません。まずは普通の呼吸をしやすくすることからスタートさせます。
  • 栄養についての知識
    身体を作っているのは食べた物です。自然治癒力をフルに働かせるには栄養は必須。当たり前のことですが意外に盲点です。
  • 病気への正しい認識
    誰もが不調は嫌なものですが症状が出る理由を考えたことはありますか?その理由を知ることで不安が安心に変わり自律神経が整います。
  • セルフケア
    本当に大切なことは治療に通うことではなく、自分でもコントロールできるようになること。これをお伝えしています。

「もしかしたら」でもいいので一度治療を受けてみてください。それによって人生が変わる可能性があります。(ご感想より)

とご感想にもいただきましたが、知るか知らないかで少し人生が変わる可能性があります。病院もひとつの選択肢ですが、うまくいかない場合は上記を組み合わせることで、1歩ずつ前に進める可能性があります。

ご感想

ご本人からいただいたご感想です。ありがとうございました。

来院される前、どのような症状でお悩みでしたか?

  • 頭痛や朝起きられなく、夜も眠くならない。そのことで学校に行けなかったり、普通の生活がおこなえなかったことです。

治療を受けて変化したことはどんなことがありますか?

  • 症状を感じることは無くなり、今までの生活に戻ることが出来ました。

当院と他の医療機関とはどんな点で違いますか?

  • 病院では検査をして薬をもらって、はい終わり、のような感じだったのですが、こちらでは整体や自律神経のの治療、生活習慣の改善などでいろんな治療法を試してもらえました。

もし今まだ当院の治療を受けていなかったとしたら、今どんな状況だったでしょう?

  • 学校に行かず、ほとんど寝ていて起きた時はYouTubeを見たり本を読んだりしていたと思います。

現在、当院の治療を受けるか考え中の方にどのようなメッセージを送りますか?

  • 「もしかしたら」でもいいので一度治療を受けてみてください。それによって人生が変わる可能性があります。

この方が受けられた施術はこちら

初めての方へのメッセージ

この記事を書いた人

吉村 徳介

鍼灸師・柔道整復師の国家資格をもつ整体師。2児の父。
自分自身が悩まされた経験から《自律神経失調症・めまい・うつ・パニック症》の治療が得意。「自分でも治せればもっとハッピー!」をテーマに患者さんにセルフケアの指導にも力を入れている。