不登校ぎみから回復。高校生でも自律神経が乱れると不調に。

向日市のかがやき鍼灸整骨院

自律神経への施術と栄養改善が不登校ぎみ改善のカギに

自律神経の施術をうけられた患者さまからご感想をいただきました。

高校1年生になり環境も変わり多くの負荷(ストレス)がかかったため、自律神経に強い乱れがでたようでした。昨年10月末から施術をスタート。今年に入ってから3週間ごと間隔を開けながら経過観察をしましたが、おおむね良好な状態が続いたため、無事に施術終了となりました。(13回目で治療終了)

ご本人もご家族も、症状改善のためよく頑張られました。これからも気持ちのいい毎日のためにセルフケアや栄養面などお気を付けくださいね。

不登校ぎみになるのは自律神経の崩れが大きく影響

中学生や高校生が朝起きれず不登校ぎみになる症状といえば、起立性調節障害の可能性があります。

起立性調節障害とは、自律神経失調症の一種、ODと略される事もある。
生活リズムが乱れている様に見えるが、自律神経失調症状のひとつと考えられている。怠慢なのではなく、「起立や座位で脳血流が減少し、思考力と判断力が低下する」身体の病気である。適切な治療や支援などによって回復する。

(ウィキペディアより引用)

ここ数年、当院でも起立性調節障害で通院されるお子さんが増えています。

今回のお子さんは起立性調節障害ではなく、自律神経の失調という診断でした。自律神経失調も起立性調節障害も兄弟のようなもので、どちらの診断を受けても自律神経のバランスが崩れた状態であるということです。

院長 吉村

起立性調節障害について詳しく書いたブログはこちら

https://ziritushinkei.com/pickup-od/

最近、起立性調節障害で通院された方のご感想はこちら

https://ziritushinkei.com/voice-od-2099sama/

自律神経のバランスが崩れる理由

症状改善のためには、自律神経のバランスを崩す原因を考えていく必要があります。

・精神的ストレス

人間関係やプレッシャーの悩み。人生・健康・介護・生活・経済などの悩み・不安。悩みや不安が持続する場合は自律神経に大きな負担になります。

・肉体的ストレス

過労、事故、怪我、さらには音、光、温度など。気象病もその一つで雨や寒さや冷えも自律神経の負担となります。

・不規則な生活リズム

寝不足や栄養不足が続くことで自律神経の負担となります。

院長・吉村

精神的・肉体的なストレスが自律神経に影響することはイメージしやすいですが、意外に栄養不足は盲点となっています。

今回のお子さんは、部活動でのプレッシャーが強く、勉学も相当忙しいということで過労も重なったことが影響したと思います。また成長期でもあり一時的に栄養が足りなくなっていたとも考えられます。

自律神経を崩さないために日常で気をつけること

私が数年前に自律神経を崩したこともあり、自律神経の施術が得意になりました。私自身も気をつけていることをご紹介いたします。

肉体面のリフレッシュ

健全な精神は、健全な肉体に宿ります。まずは軽い運動散歩深呼吸をすることが良いですが、受診される方にはその元気さえない方もおられます。そんな場合はまず整体を受けに来てください。体が楽になると自然と気持ちも楽になります。私自身もロルフィングという整体で心身ともに助けられました。

精神面のリフレッシュ

肉体が楽になってくると、自然と気持ちも動き始め、心に溜まっていた感情が流れていきます。私はこのことを心の断捨離と言っています。気が付かないうちに執着していたこと、意固地になっていたことが整理でき、手放せるようになります。私自身も無理をしていたことを整理し手放せました。

感情が動くことが大切ですので、整体に限らず、カラオケに行く、キレイな景色を見に行く、ゆっくりボーっとするでも、ご自身が楽に感じることなら良いです。

生活を整える

睡眠と栄養をしっかりとることは非常に大切です。自律神経に影響する脳や神経、神経伝達物質、ホルモンも含めて身体は食べたもので作られていることを考えると絶対に外せません。

院長・吉村

症状改善のためには正しい知識もひとつの武器になります。自律神経の治療を受けていただきながらのカウンセリングタイムも好評です。

今回のお子さんやお母さまとも、治療中に心身に関するいろいろなお話をしました。まずは症状や対策を理解することで不安が安心に変わり、自律神経の緊張状態が和らぎます。

通院いただいたことに加え、お伝えしたケアや栄養面を実践されたことも症状改善に大きく影響しました。

13回目の施術の際には

  • 学校に通常通りに行けるようになった
  • 当初手に付かなかった勉強もできるようになった
  • 精悍な表情になり、思考や態度が前向きになった
  • 部活にも復帰する準備ができた

など、だいぶいい状態になっていたと思います。今回で施術終了となりましたが、一度知識を知れば、あとはご自宅でも継続して気をつけられます。また何かお困りのことが出てきましたらお気軽にLINEください。

以下 2021/6/17追記

治療を終了し数か月が経って、あれから○○くんはどうしているかな?と思っていたら6/6に嬉しいLINEが届きました。

部活も順調に行けているようでした。それだけでも嬉しいニュースでしたが、さらにインターハイに出場・リレーの選抜にも選ばれていたこと、本当に○○くんの日々の努力は素晴らしいと思います。

そしてわざわざ状況を教えてくれた○○くんに感謝です。これからもケガや体調に気を付けて学校生活を楽しんでもらえたらと思います。

以下いただいたLINEです。

ご感想

お母さまからいただいたご感想です。ありがとうございました。

来院される前、どのような症状でお悩みでしたか?

  • 寝付くまでの時間がかかり、朝も起きれない、学校も遅刻ぎみになり、欠席する日も増えていきました。欠席日数も増えて、留年の可能性も出てきて、入学の大きな理由だった部活動も休部することになりました。
  • 勉強などいろいろな面での意欲や活気もない状態でした。
  • 学校生活が楽しくない、集団に入りづらい、不安感、自信がなく、学校生活の継続ができなくなるかもしれない事が一番心配でした。

治療を受けて変化したことはどんなことがありますか?

  • 食事改善、セルフケアをはじめ、様々なアドバイスをいただき、治療を行ってもらう中で心身の状態を理解し、あせらずに生活することが出来たと思います。
  • 徐々にですが入眠の時間も短くなり、登校できる日も増えていきました。心身ともに落ち着いてきて、前向きな思考や態度が戻ってきました。

当院と他の医療機関とはどんな点で違いますか?

  • 治療だけではなく、自宅でおこなえる栄養のことや冷え防止の対策など、元気でいるために今後の生活でもずっと大切なことを教わりました。再発リスクも減らせると思います。

もし今まだ当院の治療を受けていなかったとしたら、今どんな状況だったでしょう?

  • 身体の状態を理解できず、どのように治していけばい良いか分からない状態のままで不登校から抜け出せなかったかもしれません。

現在、当院の治療を受けるか考え中の方にどのようなメッセージを送りますか?

  • とても温かく丁寧に話を聞き、身体の状態を診てくださいます。悩みも相談しやすく、不安な気持ちも軽くなったり、改善へのヒントや道筋が見つかるのではないでしょうか。

この方が受けられた施術はこちら

初めての方へのメッセージ

この記事を書いた人

吉村 徳介

鍼灸師・柔道整復師の国家資格をもつ整体師。2児の父。
自分自身が悩まされた経験から《自律神経失調症・めまい・うつ・パニック症》の治療が得意。「自分でも治せればもっとハッピー!」をテーマに患者さんにセルフケアの指導にも力を入れている。